
鉄道の旅3日目です。

朝の新庄駅周辺は、昨日からの降雪で歩くのも大変な状態になっていました。

この電車は山形新幹線の線路を走る普通電車(奥羽本線)です。
車両にこびりついた雪が気象の厳しさを表しています。

これから乗る陸羽東線のホームから見た線路・・・
ここから更に雪が積もれば運転見合わせのリスク大です(怖

乗る予定の列車がホームに侵入。
こんな状態で列車は走ってくれるのか、不安がつのります。

それでも列車は雪をかき分けながら走り出しました。
運転席横の窓から前面を眺めますが、まるで北海道の列車のような光景です。
雪国では当たり前でしょうが、万が一途中で列車が止まると、帰れなくなってしまいます(汗

線路が全く見えなくなるくらいの降雪。
クルマでもこの状態では道路が通行止めになるくらいです。

なんとか定刻通りに鳴子温泉駅に到着。
「大雪で不安です」と思いつつも、温泉を楽しまないと!!

駅から近い温泉まで行くのも大変!!
歩道は歩ける状態じゃないので、クルマが通った跡を歩きます。

なんとか辿り着いた「滝の湯」。
ここにはタオルや石鹸類は無いので、必ず持参してきましょう。
また、中は撮影禁止です(にも関わらずスマホで自撮りしている観光客が居たww)

駅に戻ると足湯があるので、冷え込んだ手先を突っ込んで温まります。
鳴子温泉は硫黄の温泉なので、入浴すると硫黄の匂いがつきます(笑

鳴子温泉を出発すると地吹雪が凄く車窓が殆ど見えなくなりました。

約1時間で小牛田(「こうしだ」ではなく「こごた」)と読みます。
車両の前面は雪まみれ。

小牛田駅構内にはキハ48改造の「風っこ」とJR東日本が最近導入したばかりのレール輸送の車両が留置されていました。

ここから石巻線で東を目指します。
震災前はキハ40系が多かったのですが、今はキハ110が主流になりました。

この辺りは東北でも雪が少ないはずですが、この日は全国的に低気圧で積雪状態が続いています。

昨日は日本海側の車窓でしたが、今は太平洋側を車窓に見る事が出来ます。

震災による復旧区間を抜けて、終点の女川に到着しました。
ここは震災前に来た事があり、駅前をのんびり散策した町です。

震災を受けた駅は高台に移設され、海までは観光客向けの店が続きます。

本来なら海鮮丼を食べたかったのですが、食堂が開いてなかったので他の店で秋刀魚定食を食べました。

女川港まで歩いてみました。10年ぶりくらいです。
ここは仙台に住む方が釣りを楽しみにくる所だそうです。

折り返しの列車で石巻まで戻り・・・

石巻から仙石線に乗り換えますが、普通の電車ではなく「ハイブリッド列車」で仙台へ向かいます。

鉄道にもハイブリッドがあるんですよ!!
発進の時はエンジンが停止してモーターで走行し、途中からディーゼルエンジンが起動して充電します。

雪の「松島」も珍しいでしょう。

列車は仙石線から東北本線に入線します(仙石東北ライン)

終点の仙台に到着したハイブリッド列車。
一見すると電車のように見えますが、時折エンジンの音が響きます。

仙台の街を歩くのも久しぶり。

仙台と言えば牛タンですね!!
他にも色々なグルメがありますが、本格的な牛タン定食を食べるのも久しぶりです。

この日も列車の中からスマホで予約したビジネスホテルにチェックイン。
宿泊費も5,000円以下で朝食付き。
荷物を置いて市内を軽く散策しましたが、雪が凄くて寒いのでTVを見て寝ました。
そのTV映画の影響で、翌日に通る所が気になってきました。
そのTV映画とは・・・
翌日に続く・・・
Posted at 2018/01/09 12:26:45 | |
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