今回も乗り鉄ネタですが、青春18きっぷの残り1回分を消化する為に山梨方面へ向かいます。
新宿から甲府までは休日に運転される「ホリデー快速 びゅーやまなし号」に乗車。この電車はオール2階建て車両として人気ですが、実際に乗って居住性の良いのは二階建て部分ではなく、車両の端側の平屋部分です。
発車の40分前から並んでいる人が居たので、私も迷うことなく並びました。
特急ほどは速くないものの、中央線の快速電車を2本ほど追い越していきました。座れれば快適かつリーズナブルでスピーディな電車ですが、それだけに人気があり乗車率が高いので、車内は立ち客でいっぱいになるくらい混雑してしまいました。
乗りたいなら始発の新宿駅で早めに並ぶ必要があります。
混雑した状態は「勝沼ぶどう郷駅」まで。この駅でかなり降りていったので、ぶどう狩り等の行楽客が殆どを占めており、私のように中途半端な乗り鉄は少数派です。
この電車は小海線の乗り換え駅である小淵沢まで走りますが、甲府で殆ど下車しました(私もその一人)。
甲府駅で乗り換え時間に余裕があったのでB級グルメである「鳥モツ」でも食べようと散策しましたが、営業時間前で開いていない店が多く、一部の店では開店前にも関わらず行列が出来ている所もありました。
行列で時間がなくなると、これから乗る電車に間に合わない可能性があるし、あまり空腹でもなかったのでそのまま駅へ戻りました。
ここから乗車するのは「身延線」でJR東海の管轄する路線になります。富士山の麓を走り、景色が楽しめる楽しいローカル線と期待して乗りましたが・・・甲府駅を出発して数分で次の駅へ停車、さらに次の駅へも非常に距離が短く速度が出ないまま停まっていきます。
その繰り返しをしながら南甲府駅に着いたら対向列車との交換待ち合わせで20分ほど停車!!
甲府駅を出発してから30分ですが10kmくらいしか進んでいません。
ごく一部で駅間が長い所もありましたが、カーブが多く速度が非常に遅いです。ローカル線だからゆっくり走るのを楽しもう・・・と思えるレベルでなく、JR東海には申し訳ないけどイライラしてくるほど遅いです。自転車で移動した方が速いと思えるくらい。
途中には変わった駅舎の駅もありましたが、電車の進みが異常なほど遅すぎて楽しくはありません(涙
先ほどの交換待ち合わせ停車に加えて、特急に追い越される事も多いです。
優等列車優先なので仕方ないですが、いくら各駅停車とはいえ、旅行の移動手段としては絶対にお勧めしません(使い物になりません!!)。
こっちは青春18きっぷ利用者なので強い意見を言える立場ではありませんが、私なら正規料金で身延線を利用したいとは思いません。
車両は313系のセミクロスシートなので我慢出来るレベルですが、仮にロングシートの車両だったら拷問レベルの路線です。
ここまでディスっておいて、この路線に乗った目的はハイドラの緑化以外に2つあり、一つは沿線にある「下部温泉」に入る事と、もう一つは名所である「身延山」へ行く事です。
下部温泉は過去に一度来た事があるので、身延山を見て周るのを優先にして、甲府から2時間ほどノロノロ電車に揺られて身延駅で下車しました。
駅前の定食屋でゆばラーメンを食べます。なかなか美味しい!!
宗教的な話になってしまいますが、身延山は日蓮宗の総本山のある寺があり、ここへ訪れる人も参拝に来る人が殆どです。
純粋に観光で来る人も多く、外国人観光客も見かけるので宗派などにとらわれないで楽しむ事も出来ます。
久遠寺へ向かう際に、身延山での最大の試練の場所が参道にある石段。
遠くから見ても異常な高さがある事が分かりますが、実際に登り始めると一段一段が、普通の神社などの石段の1.5倍の高さがあり、相当な体力を使います。
角度も急なので万が一転んだ場合は軽い怪我では済まないので、脚に自身のない方は迂回路を通った方が良いです。
歴史のロマンを求める純粋な気持ちで寺院を見れば、ここが素晴らしい信仰の地である事が分かります。
ここから見える山の上には奥社があるのでロープウェイで行きます!!
このロープウェイは「JAF割引」があるので会員の方は必ず提示しましょう!!
山頂近くまで上がると一気に涼しくなり、夏の時期は涼を求めて行く方も多いと思われます。
山頂付近を散策。空気がきれいです。
展望台からは遠くに駿河湾が見えますが、もっと天気が良ければ富士山もきれいに見えるようです。
下山して駅に戻りましたが、タイミング悪く富士行きの電車が出た直後で時間が空いてしまったので、反対の電車で下部温泉へ戻って時間つぶし。
駅から温泉街までは少々離れているので、駅近くの公園にある足湯に浸かるだけにしておきました。
ここからは終点の富士駅まで乗り通しますが、昼間でも遅いと感じたノロノロ電車、夜になって周囲の景色が見えないと更に遅く感じます。
車輪とモーターの音から40km/h程度しか出していないような感じで、ハイドラの画面で位置を見ていても時間の割には殆ど進まないのが分かります。
西富士宮までは人気の無い山の中をノロノロ走り続けましたが、終点近くなると街の中を走り、生活感があります(でもノロノロです)。
終点の富士駅で東海道本線に乗り換え。こちらは18きっぱーに不人気のロングシート車ですが、速度は身延線の倍以上です!!
ロングシートではあるものの、速度が一気に速くなった東海道本線で熱海へ。
ここを始発で出る上野東京ライン直通の快速電車に乗れば、新橋乗り換えだけで地元の駅へ着く事が分かったので弁当類を調達して電車を待ちます。
ちょっとだけプチ贅沢をしてグリーン車を利用。熱海から取手までは2本の電車を乗り換える必要がありますが、グリーン券制度では通しの料金で行けるので、長距離利用でも休日割引で780円です。
特急列車などには及ばないものの、普通車で行くより快適性が全く違います。
青春18きっぷの旅と言うとどうしても節約志向に走ってしまう傾向がありますが、少々の追加料金等で快適な鉄道旅を楽しむ事ができます。例年と違ってクルマから鉄道旅がメインになりました。
自分の愛車で長距離ドライブで達成感は十分に堪能したので、これからは鉄道や飛行機とレンタカーを組み合わせた旅や、台湾は勿論それ以外の海外にも行ってみたいとも考えるようになりました。
前日に普通列車のみで長野まで来て、長野駅前のホテルに泊まりました。
この日は長野のみん友さんからLINEが入って、長野県内の隠れた名所巡りドライブに連れて行ってもらえる事になりました。
ホテルの前までクルマで迎えに来て頂けるなんて、VIP気分(偉そうな事書いてごめんなさいw)。
みん友さんとお会いする時はお互いの愛車で会う事が殆どで、そのまま一緒にドライブするとしてもクルマは1人1台ずつの場合が多いだけに、みん友さんの愛車に乗せてもらう機会は意外と無かっただけに新鮮ですね。
クルマの中だから常にお喋り出来るし(助手席で喋ってばかりでしたが(爆)
F.O.Lのみん友さん「ここいしさん」の愛車です。
まずは長野市から山田温泉を抜けた所にある「雷滝」へ。
ここは滝の裏側へ入る事が出来るのです!!
水しぶきが豪快で、近くに居続けると濡れてしまいます(汗
山田牧場から峠道を上がり、渋峠へ上る道路の手前に温泉が噴出して、そのまま川へ流れている場所を発見。
立派な硫黄泉なので、ここに日帰り入浴施設を造れば良いと思うくらい、もったいないようにも感じます。
ここいしさんの定番ドライブスポットである渋峠は国道で最も標高の高い地点で、運良くクルマと撮影する事が出来ました。
このルートは私もスーパーカブで走った事がありますが、晴れていると景色が非常に良く、ドライブやツーリングが好きな方なら憧れる道路です。
そのまま草津方面へ抜けるのですが、数年前に発生した火山性ガスの濃度が高くなり、安全性の面で歩行者、自転車、バイク、オープンカーは入る事が出来なくなっています。
私にとって草津は、地元から日帰りドライブで行ける範囲内なので、長野市から来ると不思議な感覚があります。
定番の湯畑や賽の河原公園を散策。
この後に他の温泉に入る予定だったので、温泉街を見物しただけでした。
私がお気に入りだった草津国際スキー場も、数年前の噴火の影響で7割以上のコースが閉鎖されてしまい、夏に見ると寂しくなります。
再び渋峠へ戻ったのですが看板犬の「マーカス君」の姿がないのが残念でした(涙
昼食場所として案内してくれたのが「岩本そば屋」。
地元の人にも人気がありますが芸能人も度々来るようです。
コシが強く、天ぷらも美味しいです。
長野県内には蕎麦の産地が多くありますが、それぞれの地域に特色があるようで、食べ比べでドライブするのも良いでしょう。
店内は混雑はしていなかったのですが、私達が食べ終わる頃には他のお客さんが居なくなり、営業時間内ではあるものの、蕎麦が無くなってしまったようで営業終了したそうです。
その後は長野電鉄屋代線の駅を見物。
最後に温泉へ入る事になりましたが、F.O.Lのメンバーがお気に入りの松代温泉へ。
ここはお湯の色が特徴的です。
1時間くらいお喋りしならが過ごしてましたが、帰りの電車を詳しく調べていなかったので、少々慌しく駅へ向かう事にしました。
長野駅だと周辺の道路が渋滞する恐れがあるので、軽井沢よりの屋代駅へ。
なんとか軽井沢行きの電車に間に合う事が出来ました。
朝から夕方までみん友さんのクルマでドライブするのも貴重な時間です。
ここいしさん、本当にありがとうございました!!
北海道周遊で余った青春18切符があるので、有効活用すべく長野へ行く事にしました。
始発列車を乗りついで信越線の横川へ。
碓氷峠は「頭文字D」で有名ですが、今回はその舞台には行けません(涙
ここから連絡バスへ乗り換えます。
ここまでの間、乗り換え時間がシビアで電車の撮影すらままならない状態でしたが、何とか座ってくる事が出来ました(青春18切符シーズンはローカル列車でも長距離利用客で混雑する場合が多いです)。
軽井沢からはJRでなく「しなの鉄道」へ乗りますが、この鉄道は元JRの路線とは言え、今は別の私鉄となっているので青春18切符は使用できません・・・が、私には思い当たる事がありました!!
台北駅の切符売り場に台鉄としなの鉄道の相互協定をPRするポスターが貼られており、台湾鉄道の「花蓮駅」発着の使用済乗車券をしなの鉄道の窓口に持参すると、2日間乗り放題のフリー切符と交換出来るです!!
記念に持ち帰った「台北→花蓮」のタロコ号の乗車券が、フリー切符と引き換えられるとは凄い事です!!
また台湾へ行かないと(爆
しなの鉄道は2019年現在、ほぼ全ての列車が115系で運転されており、JRでも絶滅危惧種として注目されているだけに乗車を楽しみにしていました。
軽井沢から乗った車両は湘南色と呼ばれる国鉄時代の標準色です。私鉄に乗るというより、国鉄時代の鉄道旅のような雰囲気です。
湘南色の115系は外観だけでなく、内装の座席までも国鉄時代を思わせる仕様です。
走行時のモーターの音が力強く響き渡り、ボックスシートに座って駅弁を食べていると、懐かしい鉄道旅行の時代思い出が蘇ってきます。
1時間半ほどで終点の長野へ。
JRで長野駅へ降り立ったのは初めてかも。
2年前の全国オフの前日に長野駅へは「長野の地下鉄(MRT)」こと長野電鉄で来た事がありますが、賑やかな街です。
この日は特に予定を決めていなかったので長野の市内を散策。
札幌の狸小路のようなアーケード街があったりと、新たな発見がありました。
善光寺下駅より地下鉄に乗車します。
やってきたのは東京と全く同じ雰囲気の元東急8500系。
都会的な地下鉄区間に乗っていると東急田園都市線の渋谷~三軒茶屋の区間を思わせます。
再び長野駅に戻り、しなの鉄道北しなの線に乗車します。
やってきたのは台湾の特急「自強号」風カラーになった車両!向かう先は高校時代の思い出のスキー場がある妙高高原なので、雪国のイメージのある所に南国の台湾列車で向かうと言う不思議な懐かしさが混在してしまいます。
北しなの線は山の中を走り、115系の性能が活かされる路線です。
「牟礼」「黒姫」と、かつてシュプール信越号から目にした思い出の駅を過ぎて、妙高高原駅に到着。
ここも2年前にクルマで訪れていますが、電車では久しぶり。
現在はJRの駅ではなくなり、えちごときめき鉄道との乗り換え駅となりました。
昔のように特急列車が来なくなった事に加えて、スキー・スノーボードブームが終わってしまい、悲しいくらい寂れてしまった駅前・・・
それでもここには温泉があります!!
駅から徒歩20分ほどの所にある「妙高温泉」へ。
かつてのような賑わいが無くなりましたが、ここは行楽地である事には変わりません。軽く入浴で身体を休めてから駅へ。
駅にはえちごときめき鉄道のリゾート列車「雪月花(何と読むのかわからない)」が停まっていました。
一旦長野市内へ戻り、本日の宿を確保。
青春18切符を有効に使うべく、JR篠ノ井線で松本へ向かいます。
車内が非常に混雑しており、景色の撮影が出来ない状態でした。
松本駅に到着。
ちょうど夕食の時間になったので、松本市の名物「山賊焼き」を食べます。
その後は松本城へ。
夜なので天守閣へは入れませんが、ライトアップされていた美しい姿を見る事ができました!!
再び篠ノ井線で戻りますが、帰りの電車は空いていたので姨捨駅からの夜景を撮る事が出来ました!!
翌日は長野のみん友さんと会う約束なので早めに寝る事にします。
北海道帰郷最終日。
来年の廃線が決定したJR札沼線 北海道医療大学~新十津川に乗車します。
新十津川まで行く列車は1日に1本しか走っておらず、数年前からいつ廃止になってもおかしくない路線と言われていました。
鉄道ファンなどを除くと、利用者が殆どいなく、普段は1両編成で運転されますが、夏休み期間で全国から鉄道ファンが押し寄せてくるようになったのか、2両に増結されていました。
増結された車両は原型エンジンのキハ40なので、そこに乗る事にしました。
1日1本という超閑散路線とは言え、札幌にも近く沿線の景色も農家が多く見られるなど、秘境の中を走り続けるダイナミック感はありません。
全国的にも希少となった冷房改造されていないキハ40で、躊躇せずに窓を全開にして風を感じながら楽しめます。
途中にある小さな駅には列車を見物する為か、多くの人が集まってきます。
乗客の殆どが終点の新十津川まで乗っていました。
歩道が広いですね!!
新十津川駅から石狩川を渡って滝川駅までは歩いていく事ができます。
滝川から再び札幌まで戻ります。
前回もあまり見て周れなかった札幌の市内。
札幌駅から人気のあるラーメン屋まで街中を歩いて行く事にしました。
私だけ感じる事ですが、札幌市と台北市は地下鉄の路線図、街の区画や大規模な公園、行政機関等の配置が似ているので、初めて台北へ行った時に「札幌市と似ている!!」と思いました。
台北には走っていない札幌のLRT(路面電車)に乗ります。
鉄道の旅ではJRの列車に乗りっぱなしで飽きてしまうケースが多いですが、路面電車のある街では途中下車して、乗ってみると良い気分転換になります!!
久しぶりの札幌散策なので、歴史を感じられる所へ行きます。
旧北海道庁は赤レンガ造りで、北海道開拓時代の歴史を物語る建物です。
歴史的建造物が好きな私ですが、明治維新前後の近代日本への転換期の時代が好きなんですよね~(鉄道の歴史が絡んでいるから)
ここにも多くの外国人観光客(インバウンド)の方が居ました。
内部は明治村にあるような造りで、当時の日本が積極的に西洋文化を取り入れようとしていた意気込みが感じられます。
帰りの飛行機の時間まで余裕はありましたが、この日は空港が混雑する可能性が高いので、早めに新千歳空港へ向かいました。
空港内の土産屋は非常に賑やかで、試食コーナーが多いので時間つぶしに最適です。
名残惜しいけど、故郷から離れる時間が迫ってきました。
帰りもジェットスターなので、メインのターミナルから少々離れた所にあり、飛行機までは連絡バスで移動します。
離陸する時間には雨が降り出しましたが、雲の上に出ると素晴らしい眺めが!!
帰りも羽田ではなく成田空港の第3ターミナルに到着です。
約1週間近く周遊し、故郷の空気を感じ、当時の気持ちで過ごす事が出来た最高の夏休みになりました!!
台湾も大好きだけど、故郷は北海道!!
休みが終わると刺激も感動も全く無い関東の田舎での仕事が始まります(泣
退屈な環境で過ごしているからこそ、北海道や台湾へ行ったときの感動を強く感じるのかもしれないですね。
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