スイフトRS仕様変更　装備を充実させました…が

スイフトXGをベースに欧州仕様の足回りとエアロパーツを採用した特別仕様車が「RS」。
2011年11月に設定されました。

ハンガリーで生産される欧州仕様のスイフトと、日本で生産される日本仕様のスイフトは足回りが若干異なるんですね。
当然ながら、日本仕様は乗り心地優先です。
そこで欧州仕様の足回りをもってきてRSに採用。
つまり欧州で走り回っているスイフトの乗り心地というわけ。

ちょうど1年が経過して仕様変更です。
・クルーズコントロールを装備
・CVTは7段マニュアルモード付きパドルシフトへ変更
・リアディスクブレーキを採用（FF車）
・ディスチャージヘッドランプをオプション設定
・シート表皮とリアコンビネーションランプはRS専用に変更

スイフトXGはスイフトシリーズでローグレードなので、クルーズコントロールは無く、CVTにパドルシフトはなく、リヤディスクブレーキは4WDだけで、ディスチャージヘッドランプはオプションでも用意されませんでした。
RSはXGをベースにしていたので、今まで装備されていなかったんですね。

ただし、今回の仕様変更でも安全装備は相変わらず採用していません。
SRSカーテンエアバッグとESPはオプションでも用意されませんでした。

SRSカーテンエアバッグは最上級のXSだけ標準装備。
ESPはXGアイドリングストップとXLアイドリングストップとXSに標準装備。
いずれも他のグレードはオプションでも設定なしです。
この辺がオカシイんですよねー。
安全装備はグレードに関係なく装備できるようにするのが当然なのに…

値段は高くなりました。
【FF】
137万250円　→　139万1250円
【4WD】
154万8750円　→　156万9750円

この仕様変更、ちょっと中途半端なような気もしますが…。