セレナ、モデルチェンジ

5代目セレナが登場しました。

4代目セレナは2010年も登場。
あまりに3代目とそっくりだったことが評判になりました。
売れまくった3代目のイメージを変えられなかったんでしょうね。

4代目は2012年に「S-HYBRID」が登場。
回生して発電機に貯めた電気で発進時のモーターアシストをするシステムです。
最大の特徴は、アイドリングストップ後ベルト式のオルタネータでエンジン始動するので、実にスムーズ。

この5代目セレナでも「S-HYBRID」は継続搭載でした。
ハイブリッドとしては燃費の向上が少ないですが、コストと上記のアイドリングストップからの再始動がスムーズなことはメリットでしょう。

5代目からは、4WDにも「S-HYBRID」が登場しました。
（4代目は2WDだけ「S-HYBRID」）

エンジンは直列4気筒2000㏄直噴の「MR20DD」。
これは変わりません。
スペックは微妙に変わりました。

最高出力110kW（150PS）/6000rpm　（先代108kW（147PS）/5600rpm）
最大トルク200Nm（20.4kgm）/4400rpm（先代210Nm（21.4kgm）/4400rpm）

20X S-HYBRIDでJC08モード燃費を比較しますと
新型17.2km/L
先代16.0km/L

エンジンの基本設計やシャシは先代から変わらず。
それでいて燃費を上げてきたのは日産の意地ですね。
セレナにかける意気込みはすごい。

プロパイロットに注目が集まりますが、基本性能もしっかり向上してました。