
2009年10月に登場した現行マークX。
2012年8月にマイナーチェンジで大がかりなスタイルチェンジとなりました。
そして今回のマイナーチェンジ。
「250RDS」「350RDS」というスポーツグレードが設定されました。
Bi-Beam LEDヘッドランプとLEDクリアランスランプ/デイライトを組み合わせた角型6眼タイプ。
リアスポイラー(ラゲージ&バンパーロア)。
スタイルに違いを持たせています。
スタイルでは、フロントバンパー・ロアグリルをサイドから包み込むようにメッキの縁取りを追加。
ヘッドランプをシャープな形状に変更。
フロントデザインは全く変わりました。
リヤは、コンビネーションランプがブラック基調でクリアレンズになったくらい。
大きな違いはありません。
2012年8月のマイナーチェンジで行った溶接のスポット打点の追加、構造用接着剤の採用。
今回はさらに追加されました。
足回りは、「FAD(Frequency Adaptive Damping=振動数感応型)ショックアブソーバー」を350DRS・250DRSを除く2WD車に採用しました。
路面やストローク量に応じて、減衰力を変化させるんですね。
350DRS・250DRSには、「AVS(Adaptive Variable Suspension System)」を採用。
路面、車速、ブレーキ操作等の車両状態変化に応じて最適な減衰力制御を行うセミアクティブサスペンション。
ボディと足回りに手が入りましたが、エンジンは変わらず。
4GR-FSE型(2500ccV6) ・2GR-FSE型(3500㏄V6)の2種。
クラウンは2GR-FSE型(3500㏄V6)に8ATを組み合わせていますが、マークXは6AT。
兄弟車のクラウンやレクサスISにある、2AR-FSE(2000㏄直4ハイブリッド)や8AR-FTS(2000㏄直4ターボ)は、マークXに設定されませんでした。
マークXは、高価になる2AR-FSE(2000㏄直4ハイブリッド)や8AR-FTS(2000㏄直4ターボ)や8ATの設定を見送る代わりに、同じシャシを使いながら価格を抑えてます。
クラウンはほぼ日本専用車ですので、販売数量を確保したいトヨタにとってシャシやエンジンが共通のマークXの存在は小さくないと思われます。
ただ、今回のマイナーチェンジでG'sが消えてしまいました。
かっこよかったのに…
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クルマ | 日記
Posted at
2016/11/24 08:23:40