日本相撲協会ってだめだね

日馬富士が起こした暴力事件。
まぁこの事件が連日のトップニュースでして、さすがに見飽きました。

日本相撲協会は、14時台とか15時台という各局の生放送にタイミングを合わせて貴乃花部屋を訪問。
画面に「貴乃花は悪い。日本相撲協会は悪くない」というイメージ作りしてました。
報告もなしに警察に被害届を出したうえには話をしない貴乃花。
日本相撲協会としちゃ、貴乃花を徹底的に悪者にしておく必要があったんです。

その結果が出ました。
日本相撲協会は臨時理事会を開いて、貴乃花の理事解任を評議委員会へ提案することに決定。
評議員会は日本相撲協会と別組織ですけど、べったりの関係ですからそのまま行くはず。
つまり、理事解任は決定的。

日本相撲協会って今回の事件、わかっているんですかねぇ？
日馬富士が起こした暴力事件の被害者は貴ノ岩。
貴乃花部屋の力士なんです。
で、日馬富士と一緒にいたのが、白鵬。

日本相撲協会が決めたのは、白鵬に「1か月半の「報酬減額」。八角理事長に「3か月分の報酬返納」。
対する被害者の貴ノ岩には、診断書を出さないで巡業を休んだとか言う始末。

この日本相撲協会の対応を見ていたら、貴乃花が報告しなかったのがよーくわかります。
八角理事長率いる日本相撲協会って、対応が腐ってますから。

日本相撲協会の危機管理委員会は、報告義務を怠った＆問題解決に否定的だったということで「理事としての忠実義務違反」だと高らかに言ってました。
話していた危機管理委員会の高野委員長、これはおかしいって一つも思わなかったんでしょうかね？
この委員長もだめですねー。

日本相撲協会と危機管理委員会はこれで終わりと思っているんでしょうか？
まぁ八角理事長や白鵬は痛くもかゆくもない罰則で、被害者側の貴乃花には厳罰。
この状況を世論は見てますけど。

相撲は絶対に見ないことにしました。
今回の日本相撲協会対応を見たら、相撲を見る気は消え失せますね。