
日産はデイズ、三菱はekをモデルチェンジしました。
先代は2013年に登場しましたから、6年ぶりのモデルチェンジとなります。
先代は三菱が開発主導でした。
iに搭載するために作った「3B20型」を搭載。
iではコンパクトさを要求されたこともあり、スクウェアストロークでした。
これが昨今のロングストローク全盛の軽自動車界では、燃費もパワーも劣る要因となっていました。
新型のエンジンは「BR06型」。
新興国向けにルノー日産アライアンスで開発した「BR08型」。
これをベースにしています。
「BR08型」は800㏄のエンジン。ボア×ストローク65.4mm×65.4mm
「BR06型」はボア×ストローク61.7mm×71.2mm
排気量はダウンしていますが、ボア×ストロークはまるで別です。
「BR06型」は「BR08型」という800~1000ccのエンジンをベースにしたので、結果的にクランク・シリンダブロック・オイルパンの剛性アップに繋がりました。
静かなエンジンとなったのです。
BR06
最高出力 52PS/6,400rpm
最大トルク 6.1kgfm/3,600rpm
BR06ターボ
最高出力 64PS/5,600rpm
最大トルク 10.2kgfm/2,400-4,000rpm
旧型のエンジン
3B20
最高出力 49PS/6500rpm
最大トルク 5.7kgfm/5500rpm
3B20ターボ
最高出力 64PS/6000rpm
最大トルク 10.0kgfm/3000rpm
最高出力・最大トルクの値が増えて、発生回転数が下がっています。
CVTはジャトコの新型。
レシオカバレッジが広がったので副変速機が無くなりました。
S-HYBRIDが登場しました。
セレナでもおなじみ。
軽自動車では鉛バッテリーを使用したマイルドハイブリッドばかりです。
これはコスト要因。
今回はリチウムイオンバッテリーを採用。
モーター出力は2.0kw(セレナは1.9kw)
JC08モード燃費の最良値が29.8km/L(ターボは25.2km/L)。
日産、軽自動車にホンキになりました。スンゴイ車です。
日産は日本向けに車を開発できるじゃん。
海外からどうしようもない車を持ってくるんじゃなくて、こうやって日本向けの車をきちんと開発し続けてほしいものです
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クルマ | 日記
Posted at
2019/03/28 21:28:16