トヨタ・ライズとダイハツ・ロッキーの欠点はスマアシ

トヨタ・ライズとダイハツ・ロッキーは兄弟車。
生産と開発はダイハツ。
なので、予防安全機能は「次世代スマートアシスト」。

タントで登場した「次世代スマートアシスト」は、性能的にイマイチだった「スマートアシスト3」の新バージョン。
NASVA 独立行政法人 自動車事故対策機構（JVCAP）がタントの結果を公表しました。

対停止車両　50km　NG
対走行車両　60km　OK
対歩行者駐車車両無大人　30km
対歩行者駐車車両無子供　25km

この性能、酷いんですけど。他の軽自動車と比較しましょう。

N-VAN
対停止車両　50km　OK
対走行車両　60km　OK
対歩行者駐車車両無大人　60km
対歩行者駐車車両無子供　40km
対歩行者遮蔽物有大人　35km
対歩行者遮蔽物有子供　40km
対歩行者夜間対向車無　60km
対歩行者夜間対向車有　60km

デイズルークス
対停止車両　50km　OK
対走行車両　60km　OK
対歩行者駐車車両無大人　60km
対歩行者駐車車両無子供　40km
対歩行者遮蔽物有大人　40km
対歩行者遮蔽物有子供　40km
対歩行者夜間対向車無　30km
対歩行者夜間対向車有　30km

最近のN-VANはともかく、もうすぐフルチェンジのデイズルークスですべてのテストをクリア。
日産と三菱は素晴らしいです。
最新の「次世代スマートアシスト」というわりに、遮蔽物があったり夜間だったりすると歩行者をまるで認識しないということ（テストしていない＝クリアできない）。

トヨタ・ライズとダイハツ・ロッキーの「次世代スマートアシスト」がまるっきり違うなら安心ですが。
同じだと「今更こんな性能？」って予防安全機能です。
こりゃダメでしょう。