
トヨタ・ヤリスに搭載されるエンジンは、1000ccと1500cc。
1000ccは改良エンジンでしたが、1500ccはまるっきり新型エンジン。
ガソリンエンジンは「M15A-FKS」。
このエンジン、気になります。
今乗っているヴィッツG'sのエンジンは「1NZ-FE」。
1500ccのガソリンエンジンです。
1999年に登場したんです。
10年の間に改良は数多く入ってます。
「1NZ-FE」
直列4気筒 1496cc
最高出力 109ps/6000rpm
最大トルク 13.9kg・m/4800rpm
ボア×ストローク 75.0mm×84.7mm
「M15A-FKS」
直列3気筒 VVT-iW+VVT-i 1490cc
最高出力 120ps/6,600rpm
最大トルク 14.8kg・m/4,800〜5,200rpm
ボア×ストローク 80.5mm×97.6mm
「M15A-FKS」はロングストロークになりました。
ボア×ストローク比は1.212。
(「1NZ-FE」はボア×ストローク比1.129)
トヨタのエンジンコンセプト「ダイナミックフォースエンジン」。
2000ccガソリンエンジンは「M20A-FKS」。
直列4気筒エンジンで、ボア×ストローク 80.5mm×97.6mm
つまり、「M20A-FKS」から1気筒落としたのが「M15A-FKS」と言えます。
「ダイナミックフォースエンジン」はこのボア×ストロークがキモなのかもしれません。
ただし、ここで気になるのは「2NR-FKE」。
海外で展開されていたエンジンで、日本には2015年にやって来ました。
「2NR-FKE」
直列4気筒 VVT-iE+VVT-i 1496cc
最高出力 109ps/6000rpm
最大トルク 13.9kg・m/4800rpm
ボア×ストローク 72.5mm×90.6mm
ボア×ストローク比は1.249。
「M15A-FKS」よりロングストローク。
「2NR-FKE」は熱効率が38%まで向上したエンジン。
広い回転域でアトキンソンサイクル運転をします。
ポート噴射エンジンでギリギリまで効率を突き詰めてます。
トヨタは「2NR-FKE」を引っ込めて「M15A-FKS」を出しました。
「M15A-FKS」は吸気VVT-iW+排気VVT-iで効率を高めて、燃料噴射を直噴化(D-4)。
この先は新世代エンジンでないと厳しいというヨミなんでしょう。
個人的には、3気筒1500ccエンジンの振動と音が気になります。
乗ってみたいです。
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Posted at
2020/01/05 19:06:17