日産キックス、ようやく日本に登場　どうなの？

新型SUV「キックス」が登場しました。
日産は「コンパクトSUV」と言ってます。

サイズ
全長4290mm×全幅1760mm×全高1610mm
ホイールベース　2620mm
最低地上高　170mm

どこがコンパクト？
全長が短いと「コンパクトSUV」って言いますけど、幅がでかけりゃそれは小さくないです。
と、いうことでキックスはコンパクトではありません。

なんと「e-POWER」搭載モデルだけでした。
　X　275万9900円
　Xツートーンエディション　286万9900円

いくらなんでも高すぎです。
この価格に見合う質感があるかというと…。

元々キックスは、日産SUVのエントリーモデルとしてスタートしました。
なので、安価なVプラットフォーム。
インパネは海外向けコンパクトカー「マイクラ」と同一。
エンジンはガソリン4気筒「HR16DE」。

アメリカでは、Sグレードが1万7990ドル・SRグレードが2万290ドルです。
1ドル=107円計算で、約192万円・約217万円。
安いSUVとして販売されているんです。

そのモデルに「e-POWER」搭載して高く売るってどうかと思うんですが…
SUVっていうのに4WDの設定はありませんし。

タイで販売されているキックスは「e-POWER」だけです。
つまり、日本で販売されるキックスはタイ生産の輸入車です。

2016年にブラジルで販売開始されたのがキックスの始まり。
4年経ってようやく日本で発売開始となりました。
マイナーチェンジして「e-POWER」搭載してきましたけど、元々は新しい車ではありません。

4WDが無く、「e-POWER」で高くて、コンパクトじゃないサイズ。
日産、これで売れると思っているんでしょうか。