ランエボの先輩「ギャランVR-4」

1987年10月発表、12月に発売開始されたのが「VR-4」。
ギャランのトップグレードです。

エンジンは4G63型ターボ。
最高出力：205ps/6000rpm
最大トルク：30.0kg・m/3000rpm

当時WRCはグループAに移行していました。
グループAでの勝利のために作られたのがVR-4。

そしてこのギャランVR-4はマイナーチェンジのたびにパワーアップ。
89年の改良後
最高出力：220ps/6000rpm
最大トルク：30.0kg・m/3000rpm

90年の改良後（ボンネットにエアスクープが付きます）
最高出力：240ps/6000rpm
最大トルク：30.0kg・m/3500rpm

友人が後期型VR-4に乗っていました。
低速トルクがすごいんです。
そのかわり高回転は得意じゃない。
5000回転をめどにシフトアップするとバカ速かった～。

速くシフトチェンジすると「ガゴン」ってシフトリンケージが鳴るのが困りものでした。

VR-4は三菱にとって先駆的なモデルでした。
ランエボはVR-4 があったからこそ登場したはず。
４G63型ターボもランエボで花開きました。