スカイライン、ハイブリッド消滅

日産はスカイライン・ハイブリッドのオーダー終了を発表しました。

スカイラインのハイブリッドは、日産独自の「1モーター2クラッチ方式」です。
縦置きFRに組み合わされるハイブリッドシステム。

シーマとフーガ・ハイブリッドにも搭載されています。
2010年10月に登場しました。

エンジン
VQ35HR型　V型6気筒DOHCミラーサイクル
排気量：3498cc
最高出力：306PS/6,800rpm
最大トルク：35.7kgf·m /5,000rpm
ボアxストローク 95.5x81.4mm

モーター
最高出力：68PS
最大トルク：29.6kgfm

このハイブリッドは、VQ35HR型とモーターの組み合わせで構成されています。
VQ35HR型が古くなってしまいました。
今となっては珍しいショートストローク。
登場は2006年。

日産とすれば、古いエンジンとの組み合わせのハイブリッドを止めたかったんでしょうね。

スカイラインに残るエンジン（スペックが２種）
VR30DDTT型　V型6気筒DOHC　直噴ツインターボ
排気量：2997cc
最高出力：405PS/6400rpm
最大トルク：48.4kgm/1600-5200rpm
ボアxストローク 86.0x86.0mm

VR30DDTT型　V型6気筒DOHC　直噴ツインターボ
排気量：2997cc
最高出力：305PS/6400rpm
最大トルク：40.8kgm/1600-5200rpm
ボアxストローク 86.0x86.0mm

VR30DDTT型は2997ccで、VQ35HR型のスペックを上回ります。
ダウンサイズターボです。

VR30DDTT型は新型エンジンですので、ガソリンターボとは言え残ったんでしょう。
ハイブリッドは e-POWERになって再登場とか？