軽ベース小型1BOXミニバン　三菱・タウンボックスワイド

スズキがエブリィをベースにエブリィ＋を販売開始したのが1999年6月。
同じ1999年6月に、三菱はタウンボックスワイドを発売開始しました。
ドミンゴの市場を三菱も狙っていたんです。

タウンボックスワイドはタウンボックスをベースにしています。
大型フロントバンパーとオーバーフェンダーを装着。
特徴的なスタイルです。

サイズ
全長3605mm×全幅1535mm×全高1810mm
ホイールベース：2390mm
車両重量：990kg

エンジン
4A31型 直列4気筒SOHC16バルブ
排気量：10948cc
最高出力：75ps/6500rpm
最大トルク：10.2gm/4000rpm

2席×2席×2席の6人乗り。
ただ、サードシートはエマージェンシーシートです。



タウンボックスはキャリィより室内が狭く、３列目に普通のシートが設置できませんでした。
この3列目シートはタウンボックスワイドの欠点となりました。
軽ベース小型1BOXミニバンを購入ユーザーは、3列目も普通シートが基本だったんです。

リコール隠しで三菱のイメージが最悪だったこともあって、販売は低迷。
2001年8月販売終了。
２年間の販売台数は3450台。