2代目カルタスにあったエスティームって知ってますか？

2代目カルタスは1998年に登場しました。
先代と同じく、3ドアハッチバックと5ドアハッチバック。

当時、スズキとGMは関係が深かったんです。
GMはカルタスをベースにした兄弟車(ポンティアック・ファイアーフライ/ジオ・メトロ)を制作して北米で販売。

1989年6月、カルタスエスティームが追加となりました。
カルタスの4ドアセダン。

サイズ
全長4075mm×全幅1600mm×全幅1380mm

カルタスのサイズ
全長3745mm×全幅1590mm×全幅1350mm

全長を330mm伸ばしてセダンにしています。



エンジン
G13B型
排気量：1298cc
ボア×ストローク：74.0mm×75.5mm
最高出力：82PS/6500rpm
最大トルク：10.6kgm/4000rpm
ミッション：3AT・5MT

G16A型
排気量：1590cc
ボア×ストローク：75.0mm×90.0mm
最高出力：115PS/6000rpm
最大トルク：14.9kgm/4500rpm
ミッション：3AT・5MT

G16A型はエスクード用に開発されたエンジン。
当時、スズキはG13B型より排気量が大きいエンジンはG16A型しかありませんでした。
しかし、1590㏄と排気量を1500ccを超えるので自動車税的に不利。

1991年7月の一部改良でエンジンが変更。

G15A型
排気量：1493cc
ボア×ストローク：75.0mm×84.5mm
最高出力：97PS/6000rpm
最大トルク：13.1kgm/3200rpm
ミッション：3AT・5MT

1500㏄未満を狙ったエンジンです。

1991年9月の一部改良で、販売が少なかったG13B型が消滅。
G15A型だけとなりました。

販売の主はハッチバックで、4ドアセダン(エスティーム)の販売台数は多くありませんでした。