R32型スカイラインにあった4気筒

8代目R32型スカイラインは1989年8月に登場しました。

７代目R31型スカイラインが大きくなって不評だったことを踏まえ、R32型はコンパクトになりました。

さらにGT-Rの復活。
RB26DETT型エンジンと4輪駆動システム（アテーサE-TS）はとてつもない速さとなりました。

実はRB20DET型搭載の　２ドアクーペGTS-t type M　に乗ってました。
低速トルクはスカスカでしたけど、高回転のフィーリングは最高。
直列6気筒なのにフロントがガンガン入るクイックさがありました。

他には、直列6気筒のRB20DE(DOHC)とRE20E(SOHC)がありました。
RB20DE型が「GTS」・RB20E型が「GTE」。

さらに、4ドアだけ直列4気筒エンジンが設定されていました。
グレード名「GXi」。

エンジン
CA18i型 直列4気筒 SOHC
排気量：1809cc
最高出力：91ps/5200rpm
最大トルク：14.5kgm/3200rpm
ミッション：5MT／4AT

エンジン型式に「i」が付きます。
セントラルインジェクションを表します。一括で燃料を噴射。
キャブレターから低コストでインジェクション化するときに採用されたインジェクションです。
今は無いですね。

タイヤサイズは165SR14。
鉄ホイールと組み合わさってました。

R32スカイラインはスポーツのイメージが強いんですが、最廉価はアンダーパワーの4気筒でした。
不人気で売れることもなく、4気筒はR32で終了。