ダイハツ ,第三者委員会の発表でおかしいところ

ダイハツの不正問題で第三者委員会の報告書がありました。
「25の試験項目で計174件の不正行為」も報告書に記載されています。

報告書で、ちょっと気になることが。

「本件問題が生じた真因は、ダイハツの経営幹部が、短期開発の推進に当たりその効用にばかり目が行き、不正行為の発生というその弊害に思いが至らず、不正対応の措置を講ずることなく短期開発を推進したことにある」

ダイハツの経営陣の開発を急がせたので、不正してでも対応しようととしたってこと。

気になるのはこれ。

「室長の関与が認められたごく一部を除き、部室長級以上の役職者が現場レベルの不正行為を指示し、あるいは黙認したというようなダイハツが組織的に不正行為を実行・継続したことを示唆する事実は認められなかった」

プレッシャーに負けて不正したけど、組織ぐるみではないってこと。
え？

担当者が独自に不正しただけで、部室長級以上は関係ない。
これってダイハツでは可能なんですか？
ダイハツは不正をした20年、部下が勝手にやってたってことです。
部室長級以上は全く感知してなくて、全部スルー。

こんなことがOKなメーカーが車を作ってるってこと。
ダイハツって腐っているとわかってしまう報告書でした。