トヨタにあったマイルドハイブリッド

2002年10月、トヨタはクラウンセダンにマイルドハイブリッドモデルを追加しました。
システム呼称は「トヨタ マイルドハイブリッドシステム(THS-M： TOYOTA Hybrid System-Mild)」。

直列６気筒エンジン「1G-FE型」と交流同期電動モーターを組み合わせています。

停止すると、エンジンがアイドルストップ。
エンジン効率が悪い発進時はモーターから動力を得ます。
速度が上がるとエンジンが始動します。

減速・制動時に回生ブレーキによりモーターが発電を行います。
運動エネルギーを電気エネルギーに替えてバッテリー（36Vシール型）に蓄電するんです。

エンジン
1G-FE型　直列6気筒DOHC
排気量：1988㏄
最高出力：143ps／5500rpm
最大トルク：20.0kgm／4400rpm
10・15モード走行燃費：13.0km/L

マイルドハイブリッド専用の1G-FE型です。
通常の1G-FE型と出力とトルクと燃費が異なります。

通常1G-FE型
最高出力：160P/6200rpm
最大トルク：20.4kgm/4400rpm
10・15モード走行燃費：11.4km/L

レアなハイブリッドでした。