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クラウンマジェスタは、クラウンとセルシオの間を埋める車種として登場しました。
クラウンと名前が付いていましたがオリジナルデザインを採用。
縦長のテールランプを採用するのがデザインの特徴でした。
エンジンは基本的にV8。

そのクラウンマジェスタは先代からクラウンに近いスタイルになりました。
そのせいか先代クラウンマジェスタの販売台数は低迷。

今回のモデルチェンジでクラウンとスタイルの違いはほぼなくなりました。
縦型テールランプも無し。
違いはホイールベース。
2925mmとクラウンより+75㎜。

エンジンはV8の採用をやめました。
採用したのは、V6 3500ccハイブリッド。
レクサス450hに搭載されたエンジンです。
最高出力292ps/6000rpm/最大トルク36.1kgm/4500rpm

実はレクサス450hとは微妙にスペックが変わっています。
低速寄りのセッティングにしたんでしょうか？
レクサス450h
296ps/6400rpm、最大トルク36.3gm/4500rpm

JC08モードは18.2km/L。
さすがにハイブリッド。
1800㎏以上の車重でも燃費は伸ばしてます。

今回のクラウンマジェスタは「ロングホイールベース・クラウン」になりました。
これは先代の日本での販売台数と、輸出を始めた中国市場の要求でしょう。
日産はフーガのロングホイールベースが「シーマ」。
中国市場ではシーマが販売されています。
つまり、中国市場ではロングホイールベースの大型セダンが売れるんですね。

先代マジェスタから中国へ輸出してます。
となれば開発も中国市場をにらんだものになります。
特に日本市場では販売台数が激減してますし…。
別ボディにするほどの投資は出来なかったんでしょうね。

「ロングホイールベース・クラウン」となったクラウンマジェスタ。
今までのようにクラウンの上級車種ではなくて、クラウンの一車種になったような感じです。
日本での販売台数に影響は？