2018年09月17日
WRC第10戦はラリートルコ。
トルコは2003~2010年までラリーが開催されていました。
が!
今回は開催される地域が別。
コースは荒れたグラベルラリーとなりました。
各メーカーともデータがほぼ無いというイコールコンディションです。
トヨタはヤリスWRCのエンジンを変更。
連勝したラリー・フィンランド、ラリー・ドイツで使用した「スペック5」という新エンジンは使わず。
ラリー・モンテカルロから使用していた旧エンジン「スペック4」を採用しました。
これはWRCに「年間に使用できるエンジンが3基」というレギュレーションがあるから。
リタイヤしたときは新エンジンにできますが、それも2基まで。
つまり、多くても5基しか使えないんです。
WRCはあと3戦ありますので、一度スペック4に戻ったというわけ。
グラベルラリーのラリートルコであれば速さは優先しない、という判断ですね。
気温が高いグラベルラリーのラリートルコはサバイバルレースになるのでは。
こんな予想がありましたが、まさにその通りでした。
ドライバーズポイントリーダーのTヌービル(ヒュンダイ i20 クーペ WRC)
ドライバーズポイント2位のS.オジェ (フォード フィエスタ WRC)
この2人がデイリタイヤ。
E.ラッピ(トヨタ ヤリスWRC) がリタイヤ。
しかしトヨタ ヤリスWRCは順調でした。
とくにトラブルなくラリーを進めてなんとワンツー!
結果
1位 O・タナック(トヨタ ヤリスWRC) 3h59m24.5s
2位 Y・ラトバラ (トヨタ ヤリス WRC) +22.3s
3位 H・パッドン (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m46.3s
4位 T・スニネン (フォード フィエスタ WRC) +4m10.9s
5位 A・ミケルセンー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +7m11.7s
6位 H・ソルベルグ(シュコダ ファビア R5) +13m40.6s
7位 Y・コペツキ (シュコダ ファビア R5) +18m25.2s
8位 S・テンペスティーニ/セルジュ・イトゥ (シトロエン C3 R5) +19m37.1s
9位 C・イングラム(シュコダ ファビア R5) +20m21.3s
10位 S・オジエ(フォード フィエスタ WRC) +20m51.2s
この結果で、ドライベーランキングでO・タナックは2位へ。
さらにマニュファクチャラーズランキングでトヨタは首位へ。
あと3戦。
頑張れトヨタ!
Posted at 2018/09/17 18:42:27 | |
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