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スバルは東京モータショーで「レヴォーグ・プロトタイプ」を初公開しました。
これが新型レヴォーグですね。

現行レヴォーグは2014年6月に販売開始。
レガシィが北米に向いて拡大の一途だったので、日本市場向け車種として開発されました。
エンジンは、効率を狙った1600㏄直噴ターボ「FB16」と速さを狙った2000㏄直噴ターボ「FA20」。

そして新型レヴォーグは1800cc直噴ターボ。
新開発のBOXERターボエンジンにリーン燃焼技術を採用して燃費向上。

問題は「どこまで燃費が向上したか？」です。

現行レヴォーグは欧州でも販売されています。
欧州では2021年から欧州燃費基準が厳しくなります。
平均燃費24,4km/L。
1800cc直噴ターボでクリアできるとは思えないんですが。

スバルには「e-BOXER」があります。
2000㏄直噴エンジン+10kWモーターのマイルドハイブリッド。
加速時や高負荷時にモーターでアシストします。

モーターアシストがあれば、エンジンの負荷が減るので燃料消費も減ります。
ただ…基本的にはエンジン+αの性能を求めたハイブリッドでは？
小さな10kWモーターでは、燃費を最優先したハイブリッドには思えないんです。
平均燃費24,4km/Lは「e-BOXER」でも無理でしょう。

2021年はもう迫っているのに、スバルからは何も手立てが見えませんでした。
トヨタはハイブリッドとPHEV。
日産はe-POWERとEV。
ホンダはハイブリッドとEV（予定）。
マツダはEV（予定）。
他のメーカーは平均燃費24,4km/Lへ手段があるんです。
スバルは大丈夫なんでしょうか？