
1990年6月、日産は「プレセア」を発売開始しました。
「カリーナED」が発端となって大人気となった「ルーフが低い4ドアハードトップ」を見て、日産は7代目サニー(B13型)をベースに作り上げたモデル。
車名の「プレセア」は「宝石」という意味。
グレード名は「Ct(カラット)」が付きました(Ct.I・CtII・Ct.s等)
サイズ
全長4395mm×全幅1690mm×全高1320mm
ホイールベース:2500mm
ベースのB13型サニーより、ホイールベースは70mm伸ばされていました。
また、全高はカリーナEDとほぼ同じ(カリーナED:全高1310mm)
かなり低いです。
エンジン
GA15DE型 直列4気筒DOHC 1497cc
最高出力:105ps/6000rpm
最大トルク:13.8kgfm/4000rpm
車両重量:1020㎏/1050㎏
SR18Di型 直列4気筒DOHCシングルポイントインジェクション 1838cc
最高出力:110ps/6000rpm
最大トルク:15.3kgfm/4000rpm
車両重量:1060㎏/1090㎏
SR20DE型 直列4気筒DOHC 1998㏄
最高出力:140ps/6400rpm
最大トルク:18.2kgfm/480rpm
車両重量:1090㎏/1130㎏
B13型サニーがベースですので軽量でした。
一部改良でSR18Di型が終了。SR18DEへ変更。
SR18DE型 直列4気筒 1838cc
最高出力:125ps/6000rpm
最大トルク:16.0kgfm/4800rpm
車両重量:1080㎏/1110㎏
カリーナEDは1800㏄と2000㏄のラインアップ。
しかしプレセアは1500㏄がメインで1800㏄と2000㏄は上級グレード扱い。
カリーナEDより価格が低く設定されていました。
結果、購入ユーザーが重ならずプレセアはヒットとなるのです。
全長がカリーナEDより約100mm短く、コンパクトなサイズで女性に人気がありました。
特徴的だったのが「マリンブルーメーター」
夜間だけブルーに発光するメーターでした。
これはプレセアだけの装備。
好調なセールスのまま2代目へバトンタッチします。
日産にとって、ヒットモデルでした。
Posted at 2022/02/21 21:37:31 | |
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