
ロングコートチワワのモカを散歩していたら、駐車している車。
リヤのエンブレムは「Bego」。
ダイハツ・ビーゴだ!
久しぶりに見ました。
ビーゴは開発と生産がダイハツです。
2006年1月に販売開始となりました。
トヨタへOEMしています(トヨタ・ラッシュ)。
シャシはビルトイン・ラダーフレーム式。
その上にモノコックボディを組み合わせています。
サイズ
全長4005mm×全幅1695mm×全高1690mm
1160kg(2WD)/1200kg(4WD)
エンジンは縦置きでFRと4WDがあります。
4WDはセンターデフを持つ本格的な4WD。
3SZ-VE型
直列4気筒16バルブ DOHC(VVT-i)
排気量:1495cc
最高出力:109 PS/6000 rpm
最大トルク:14.4kgf·m / 4400rpm
ボア×ストローク:72.0 mm×91.8 mm
3SZ-VE型の前に2SZ-FE型が登場していました。
2SZ-FE型
直列4気筒16バルブ DOHC(VVT-i)
排気量:1296cc
最高出力:87PS/6000 rpm
最大トルク:11.8kgf·m / 4000rpm
ボア×ストローク:72.0 mm×79.6 mm
ボア×ストロークを見るとわかります。
2SZ-FE型をベースに「ストロークを伸ばしたエンジン」が3SZ-VE型。
ロングストロークの3SZ-VE型。
ストローク/ボア比はなんと1.275。
この数値、すごい。
一番ストローク/ボア比が高いエンジンは、ホンダの軽自動車用。
S07B型 直列3気筒 658cc
ボア×ストローク:60.0mm×77.6mm
ストローク/ボア比:1.293
ダイハツ・ロッキー用
WA-VE型 直列3気筒
ボア×ストローク:73.5mm×94.0mm
ストローク/ボア比:1.279
トヨタ・ヤリス用
M15A-FXE型
ボア×ストローク:80.5mm×97.6mm
ストローク/ボア比:1.212
ロングストロークで挙げたエンジンは、すべて「今販売している最新エンジン」です。
2006年に登場した3SZ-VE型が同じようなロングストローク。
結果的にとはいえ、ロングストロークエンジンを販売したダイハツの技術力に拍手。
冷却損失の低減とか機械損失を抑えられることを狙ったんでしょうね。
今日、たまたま見たビーゴはダイハツの技術が詰まってました。
Posted at 2022/05/03 18:59:31 | |
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