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フィットがマイナーチェンジして、1500㏄ガソリンエンジンが登場しました。
実は先代フィットにも1500㏄ガソリンエンジンが設定されていたんですね

先代フィットに搭載されていたのはL15B型
新型フィットで登場したのはL15Z型

形式名が違うんです。
違いは？

L15B型　1496cc　筒内直接噴射式
圧縮比：11.5
内径×行程：73.0mm×89.4mm
最高出力：132PS/6600rpm
最大トルク：15.8kgm/4800rpm

L15Z型　1496cc　ポート噴射式
圧縮比：10.6
ボア×ストローク：73.0mm×89.4mm
最高出力：118PS/6600rpm
最大トルク：14.5gm/4300rpm

先代フィットは直噴（L15B）、新型フィットはポート噴射（L15Z）です。
圧縮比は11.5から10.6に下がっています。

直噴＆高圧縮比は最近のトレンドです。
ホンダは逆に、ポート噴射＆低圧縮にシフトしてきました。

燃費に特化した直噴の運転特性と直噴特有のエンジン音を避けたかったのかも。
あとエンジンのコストも下がるでしょう。

L15Zは海外で展開していたエンジンです。
新型ヴェゼルと新型フィットはL15Z。
今後、ホンダの1500㏄ガソリンエンジンはL15Zなんでしょうね。