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スズキ・エブリィ＋と三菱タウンボックスワイドが発売開始してから1年後。
2000年7月にダイハツ・アトレー7が発売開始となりました。
ベースはアトレー。

エブリィ＋とタウンボックスワイドは、フロントの変更や、フロントとリヤのバンパーの大型化で普通車になっています。

アトレー7は、フロントとリヤのバンパーの大型化だけでなく、リヤフロアとホイールベースを延長したんです。
（フロア：230mm延長/ホイールベースも10mm延長）

ダイハツはアトレー7専用シャシにしたんです。真面目ですね。

サイズ
全長3765mm×全幅1515mm×全高1895mm
ホイールベース：2430mm
車両重量：1016kg

専用シャシの結果、広い室内スペースとなりました。



エンジン
K3-VE型 直列4気筒 DOHC16バルブ
排気量：1297cc
最大出力：90ps/6000rpm
最大トルク：12.5kgm/4400rpm

やや重いボディですが、ライバル2車より排気量が大きいうえにDOHC。
しっかり走れる最大出力と最大トルクです。

トヨタにOEMされて、車名はスパーキー。
2000年9月に発売開始となりました。
しかし、装備に違いがあったとはいえアトレー7よりも10万円高価でした。

スパーキーはアトレー7より販売が低迷。
トヨタは2003年8月に販売終了します。
わずか3年の販売でした。

アトレー7もそれほど売れているわけでは無く、2004年12月販売終了。
せっかくシャシまで手を入れたのに、販売にはつながりませんでした。