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1993年の第30回東京モーターショーと1995年の第31回東京モーターショーに参考出品された「ダイハツ・ミゼットII」。
大好評だったのでダイハツは市販化を決定しました。

ダイハツは生産台数が少ないと読んで、本社池田工場内に「ミゼット工房」という専用工房を造りました。
「ミゼット工房」で手作業で組み立てられます。

全長2790mm×全幅1335mm×全高1705mm
きわめてコンパクトでした。
最小回転半径は3.6ｍ。

スペアタイヤ装着スペースがなかったので、フロント部に乗せていました。
丸いヘッドライトとフロントスペアタイヤで、特徴的なフロントマスクとなりました。

エンジン
EF-CK型　直列3気筒SOHC　キャブレター
最高出力：31ps/4900rpm
最大トルク：5.1 kg⋅m)/ 3200 rpm
ミッション：4MT

乗車定員は１人。
最大積載量は150㎏。

コストダウンのため、ハイゼットと多くの部品を共有しました。
リヤランプは「スズキ・キャリイ」のものを流用。

トラックとしての実力がないスペシャルモデルでしたが、販売は順調でした。