
ペダル踏み間違い事故。
ブレーキとアクセルを踏み間違えて車が飛び出してしまう事故です。
特に駐車時に多くて、人を巻き添えにしてしまうことも…
トヨタは「インテリジェント クリアランス ソナー」「ドライブ スタート コントロール」という技術を発表しました。
ソナーで障害物を確認したら警告音とともにスタートを抑える。
また発信時の操作が通常と異なったらスタートを抑えます。
どちらも新型クラウンに搭載する予定だそうです。
対する日産。
エルグランドに「ハイウェイスター アーバンクロム ブラックレザー」と「ハイウェイスター ブラックレザー」を追加します。これはお買い得高級グレード。まぁトヨタ対策ですね。
本命はこちら。
「踏み間違い衝突防止アシスト(駐車枠検知機能付)」という装置が採用になりました。
クルマを上部から見たような画像を表示して駐車を容易にする機能「アラウンドビューモニター」。
これ、超音波ソナーとカメラの組み合わせです。
その組み合わせをソックリ使って、駐車枠と障害物を確認。
その状態で運転手がアクセルとブレーキを間違えた操作を感知すると、発進動作を抑制するというわけ。
「アラウンドビューモニター」は高価なシステムではなくて、超音波ソナーのコストは下がってます。
ノートにも「アラウンドビューモニター」は採用になってましたし。
ただし、コストがそれほどかからない割に採用できるグレードが少ない!
3500ccのハイウェイスタープレミアムに標準装備。
3500ccの他のグレードにオプション。
2500ccは設定無し。
これ、どういうこと?
日産はこういう先進装備を高額車だけに設定するクセがあります。
VVELなんてV6だけに採用して、一向に4気筒への採用はありません。
4気筒を中心に展開するトヨタ(バルブマチック)とは大違い。
こういうすばらしい技術も、エルグランドのそれも燃費が極悪い3500ccだけにしか採用しない。
オプション設定なら2500ccにも出来るでしょうに…
「踏み間違い衝突防止アシスト(駐車枠検知機能付)」は実にアッパレ!
でも日産の姿勢にはがっかりです。
Posted at 2012/11/26 08:01:11 | |
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クルマ | 日記