
ルノー ルーテシアに3気筒ターボエンジンを搭載したグレード「ゼン」が追加されました。
エンジンのスペックは以下の通り。
排気量 897cc
最高出力 90ps/5250rpm
最大トルク 13.8kgm/2500rpm
組み合わされるミッションは5MTのみ。
ルーテシアは従来、4気筒ターボエンジンを搭載していました。
排気量 1197cccc
最高出力 120ps/4900rpm
最大トルク 19.4kgm/2000rpm
組み合わされるミッションは6速EDC(エフィシエントデュアルクラッチ)。
グレードは「GT」「インテンス」「ゼン」「アクティフ」。
「ゼン」は4気筒ターボエンジンと3気筒ターボエンジンが用意されます。
実は「ゼン」の3気筒ターボエンジン搭載車がエントリーモデルとなるので、従来までエントリーモデルだった「アクティフ」は消滅しちゃうんですね。
3気筒ターボエンジン(H4B型)と4気筒ターボエンジン(H5F型)の違い。
実はこの2つのエンジン、ボア・ストローク値は全く一緒。
つまり、4気筒ターボエンジン(H5F型)から1気筒落としたのが3気筒ターボエンジン(H4B型)。
細かいところでは、
4気筒ターボエンジン(H5F型)はVVTが吸気側と排気側 / 3気筒ターボエンジン(H4B型)は吸気側だけ
4気筒ターボエンジン(H5F型)は直噴 / 3気筒ターボエンジン(H4B型)は非直噴
4気筒ターボエンジン(H5F型)のほうがコストかかってますね。
同じグループ内、日産には3気筒スーパーチャージャーエンジンがあります。
HR12DDR型
排気量 1198cc
最高出力 98PS/5600rpm
最大トルク 14.5kgm/4400rpm
うーん…スペック的には3気筒ターボエンジン(H4B型)に近いですね。
排気量は全然大きいんですけど。
今回の3気筒ターボエンジン(H4B型)の燃費はどれくらいなんでしょう。
「4気筒から1気筒落として3気筒に」って簡単なことではないはず。
ルノーの技術力を見せ付けられました。
日産車に、このエンジンを搭載しちゃえばいいのに…
Posted at 2014/12/27 20:25:20 | |
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