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トヨタがルーミーとタンクの受注状況を発表しました。

発売開始の11月9日から12月8日までの受注台数は…
なんと35000台！！

内訳を見ると、
ルーミーが約18,300台
タンクが約16,700台。

ルーミーのほうが売れているんですね。

やはりトヨタの販売網はすごかった。
燃費も価格も安全性も、ライバルのソリオに追いついていないのにこの販売台数。

12月の販売ランキングの上位に食い込んでくるでしょう。
ただ…この勢いがどこまで続くかが問題。

ノートに設定オされているNISMO。

1200ｃｃスーパーチャージャー+CVTのノートNISMO。
1600cc+5MTのノートNISMO S。
この2種でした。

今回登場したのはノート e-POWER NISMO。
ノート e-POWERにもNISMOが追加されたんですね。

価格
ノートe-POWER NISMO　245万8080円
ノートNISMO　209万4120円
ノートNISMO S　232万8480円

ノートe-POWER NISMOはノートNISMO Sより高くなってました。

トピックスはボディカラーにレッドが登場したこと。
ガーネットレッドです。

いいなぁ、レッド。
実はヴィッツG'sにもレッドがあったんです。
欲しかったんですけど、中古車は出てきませんでした。
販売台数はかなり少ないようで…

ソリオ バンディットに特別仕様車「Fリミテッド」が追加されました。

ベースは「ハイブリッドMV」。
スズキの特別仕様車らしく、特別装備が多いです。

特別装備

・専用シート表皮（ラックススエード&レザー調）
・専用ドアトリム表皮（スエード調）
・専用インテリア加飾色（インパネアッパーガーニッシュ、ドアトリムガーニッシュ、ステアリングガーニッシュ、インパネセンターガーニッシュ、エアコンルーバーガーニッシュ＜ブロンズメタリック＞）
・専用ステアリング、シフトノブスイッチ（シルバーステッチ）
・後席右側ワンアクションパワースライドドア（後席左側は標準装備）
・助手席シートヒーター（FF車のみ4WD車は標準装備）
・クルーズコントロール（デュアルカメラブレーキサポート非装着車のみ、デュアルカメラブレーキサポート装着車は標準装備）
・ボディーカラー　専用設定のゴールド×黒のツートン、およびゴールド、グレーを含む全6種

価格は
189万4320円（FF)
194万8320円（FF　デュアルカメラブレーキサポート）
201万7440円（4WD）
207万1440円（4WD　デュアルカメラブレーキサポート）

ちなみに、ベースの「ハイブリッドMV」
182万5000円（FF)
195万1560円（FF　デュアルカメラブレーキサポート）
188万4600円（4WD）
201万960円（4WD　デュアルカメラブレーキサポート）

6万円少々高くなってます。
が、装備に対してみるとお買い得。
とくに専用シート表皮（ラックススエード&レザー調）がポイント高いです。

というのも、ソリオ バンディットのシート表皮はジャージ調で滑りやすいんです。
これがラックススエードに変わったのなら完璧でしょう。
高級感も出ますしね。

これでダイハツトール兄弟をやっつけちゃうんでしょうか。

2016年11月 軽乗用車販売ランキングです。
（）は前年同月比

1位　N-BOX　　　14,813台　（105.5%)
2位　ムーヴ　　　13,201台　（168.7%)
3位　タント　　　　10,279台　（93.8%)
4位　デイズ　　　 7,705台　（72.0%)
5位 アルト 　　　　7,237台　（95.8%)
6位 N-WGN　　　6,736台　（102.1%)
7位 ハスラー　　 6,368台　（111.7%)
8位 スペーシア 　5,970台　（105.7%)
9位 ワゴンR 　　　5,825台　（83.6%)
10位 ミラ 　　　　5,241台　（79.2%)
1１位　ｅＫ　　　　　4405台　（146.2%)
12位　キャスト　　4,368台 （47.6%)
13位　ウェイク　　2,922台 （124.6%)
14位　ピクシス　1,922台 (86.6%)
15位　N-ONE　　1,416台 (81.7% )　

N-BOX・ムーヴ・タントの順位に変動はありません。
4位デイズ・5位アルトも不動。

デイズは販売停止から復活後、前年比越えがありません。

6位N-WGNから8位スペーシアまでは毎月順位が変わります。
スペーシアはN-BOXやタントと同じスーパーハイトワゴンなのに、販売台数では追い付いてません。

9位ワゴンRと10位ミラは前年比を越えられないままこの順位が続いてます。
モデルチェンジで巻き返すしかないんでしょうか。

キャストは大不振。
ダイハツはムーヴキャンバスとタントの販売に注力しているんじゃないかと…
キャストはジャンプアップしたekに抜かれて12位。
前年の半分も売れてませんが…。

エブリワゴンとの戦いに勝ったN-ONEが久しぶりの15位。
ただ前年より売れてないんですけどね。


ここで判ったことが一つ。
新車乗用車販売台数ランキング1位のノートは 15,784台。
つまり軽自動車1位のN-BOXよりも売れたんです。
軽自動車の販売が圧倒する昨今で、普通車が軽自動車を圧倒するとは…

●乗用車車名別販売台数 ( )内は前年比です。


1位：ノート　 15,784台（244.4％）
2位：プリウス 　13,333台（221.4％）
2位：アクア 　12,409台（81.4％）
4位： シエンタ 　11,608台（113.7％）
5位： フリード　 10,445台（362.4％）
6位： ヴォクシー　 8,878台（100.2％）
7位： セレナ　 7,293台（191.8％）
8位： カローラ　 6,546台（77.5％）
9位：フィット　 6,333台（86.5％）
10位：ノア　　 5,750台（122.9％）
11位：ヴェルファイア　 5,609台（151.8％）
12位：パッソ　　 5,164台（150.8％）
13位：ヴィッツ 　5,145台（85.1％）
14位：デミオ　　 5,044台（111.1％）
15位：ヴェゼル 　4,591台（89.5％）
16位：ハリアー 　4,461台（105.2％）
17位：ソリオ 　　4,449台（103.2％）
18位：アルファード 3,856台（114.3％）
19位：インプレッサ 3,552台（94.3％）
20位：ステップワゴン 3,347台（82.2％）

e-POWER炸裂！
マイナーチェンジしたノートがランキング1位となりました。
日産車がラインキング1位を取るのは1986年9月以来。
その時は6代目サニー（通称トラッドサニー）でした。
ノートは見事！

2位のプリウスも前年比221.4％ですから売れているんです。
ノートの快挙がよくわかりますね。

シエンタvsフリードが肉薄した戦いになってきました。
トヨタはシエンタにテコ入れするんでしょうか？

ヴォクシーvsセレナも近い台数です。
10位のノアも含めた戦いになっていくでしょうね。
ステップワゴンは20位で前年比82.2％ですからすっかり蚊帳の外。
エスクァイアは20位以下に落ちました。
エスクァイアは高級路線なので販売台数が伸びないとしても、ステップワゴンは…ちょっと…。

パッソは登場してから前年比の大幅越えが続いてますけど、上位に販売台数の多い車が入ってきているので相対的にランキングが下がっちゃいました。

アクア、カローラ、フィット、ヴィッツは前年比を越えられない状況が続いてます。
いずれも販売開始から時間が経過したモデル。
トヨタとホンダはどういう手を打つんでしょうか？

インプレッサが久しぶりにランキングへ登場。
1600㏄は12月販売開始です。
12月のランキングは上位に進出するかもしれません。