
2000年に登場したのがブルーバードシルフィ。
当時の販売チャンネル、ブルーステージから発売。
当時プリメーラが大型化してDセグメントへ移行。
ブルーバードは人気低下により新型の開発は行われず。
パルサーは販売終了の方向。
困ったことに、プリメーラのいたCセグメントが空いてしまったんです。
そこにあったのがブルーステージ新規車種として開発されていたセダン。
ただ、「ブルーバード」の名がなくなることに販社がNG。
そこでブルーバードの名を使った「ブルーバードシルフィ」となったわけです。
しかし…
ブルーバードシルフィは、サニーと同じMSプラットフォームを使用。
ですのでCセグメントとしてはコンパクトなサイズでした。
全長4495mm×全幅1695mm×全高1445mm
ホイールベース2535 mm
ホイールベースはサニーと同じ。
そのため室内スペースは狭くなっていました。
これがブルーバードシルフィ一番のネック。
さらに前後デザインをセフィーロ風にしましたが、質感は感じられないスタイルでした。
エンジン
QG15DE型 直列4気筒DOHC 1497cc
最高出力:105PS/6000rpm
最大トルク:13.8kg・m/4400rpm
QG18DE 直列4気筒DOHC 1769cc
最高出力:120PS/5600rpm
最大トルク:16.6kg・m/4400rpm
QR20DD 直列4気筒DOHC NEO-Di 1998cc
最高出力:150PS/6000rpm
最大トルク:20.4kg-m/4400rpm
エンジンはQG18DEが優れていました。
排気ガスは当時としてはかなりのきれいさでした。
炭化水素とNOxの排出量は「平成12年規制75%低減レベル」の半分!
同じエンジンを北米で販売すると、カルフォルニア州の排気ガス規制「OBDII基準」で「電気自動車」と同等と認定。
都市の空気よりきれいな排気ガスというレベルでした。
すごい!
この排気ガスがきれいな環境対策エンジンが、ブルーバードシルフィ最大の特徴。
1800㏄エンジンが販売の主という扱いでしたが、販売台数は1500㏄のほうが多く…。。
ブルーバードという名からは外れた印象が強かったんです。
2005年、販売終了。
Posted at 2022/04/18 21:17:40 | |
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