
いよいよ牽引教習もファイナル・・?です。
生徒「教官!左バックですが、折らずに・・枠に入れて行くんですか?」
私「折らずにってのは語弊があるけど、極力折りたくないね、左バックしか出来ない所もあるし」
生徒「左は難しいですねぇ・・自分の認識が甘かったみたいです」
私「でも、左しか出来ない所は仕方ないけど、左を右に変えていけばいいよ」(実務では結構ありますよ・・)
生徒「どういう意味か解りませんが?左を右に?」
過去の経験より・・・(修行中の私)
私「師匠!左を右に?ど~やるんですか?出来る訳ないじゃないですか~」
師匠「左を得意な右に変えるんだ!左は一度でいい!」(???意味が・・)
私「意味が解りませんが?」(今の生徒です・・汗)
師匠「やって見せるからよく見とけよ!」(師匠の厳しい表情・・コワイ)
まず、一度左バックをします、極力少ない範囲で・・次に、ヘッドを右に振り前進・・再度バック・・
更にヘッドを右に・・前進・・この繰り返しで、苦手な左バックを右に変えて行きます。
師匠「こうやるんだ!ただ!前のスペースや交通量を見てからだぞ」(確かにそうです)
私「これが、左を右に・・?」(判断が要求されますが、慣れれば・・♪)
数回切り返しをして、右バックに持ち込めました。(^_-)-☆
師匠「まだまだ・・だがな!オマエは俺の最後の弟子だぞ!(後で聞かされました・・定年で、退職する・・と・・・体調もあまり芳しく無いそうです・・(T_T) )
私「はい!お願いします!」(多くの弟子の中で、最後の弟子・・頑張らねば!)
生徒のひたむきな姿に過去の自分がオーバーラップします。(感情が込み上げて来ます)
生徒「ここですか~?これ位で?右に振れば・・」(・・・・・出来るよ!〇〇君なら・・)
私「右が上手くなったんだから、得意な右に変えろ!どうするかは自分だぞ!」(師匠の受け売り)
何度か、切り返しをして、右に持ち込めました。(まだまだダメですが、後は努力!経験!です)
生徒「もう一度!見て下さい!・・教官!」(もう日にちが有りません!(ToT)/~~~)
その様子を、影で見てる人達が居た事を後から知りました。
(生徒の会社の先輩(刺客役)・・先輩(私の知人)・・運行管理課長・・)
私「じゃー左バックしてみようよ・・」(出来そうな感じです・・)
生徒「はいっ!行きます!お願いします!」(何度も言いますが、素直!)
ゆっくりですが、左バックして来ます・・・枠に何とか入りそうです・・(戻せえぇぇ・・心の声)
かなり曲がってますが、入りました♪
私「もう一度!左を・・」(厳しく!) 再度!左バックです・・切り替えして何とか入りました。
私「今度は、隣の枠へ右で・・」隣には20Ftの台車が居ます。見事!入りました(^^)v
私「次は、その隣へ左で・・」(今迄、左を練習していた枠です・・2つの枠が空いてますから・・広いです~(^^)
ゆっくり、左へ台車が折れて来ます曲がってますが、ギリギリ入りました。
だんだんと夕暮れが迫って来ます・・ついでに!生徒も期限が迫ってます。
生徒「あともう一度見て下さい!」(必死です!)
見極めをあげれるのかな・・
Posted at 2014/09/25 20:46:41 | |
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