
長々と書くので最初の3行で簡潔に
結果・・・2位(1位はCRXのH岡さん)
ライバルのEK9のY岡さんが3位だったので、僕のシリーズチャンピオン決定!
はい、こっからちょっとプロポーズ大作戦(ドラマね)に影響されすぎだろ的な長ったらしい日記です、面倒な人はヌルーしてね(笑
ちょっと生意気ですが今日くらいは好きなこと書かせてください(;´Д`)
「かの有名なエイブラハム・リンカーンはこう言っている。 『あなたが転んでしまったことに関心はない。そこから立ち上がることに関心があるのだ』と」
という言葉と共にやってきた最終戦、色々な思いを胸に抱いてやってきました。
元々自分の中には一昨年にアスティでBB1クラスでチャンピオン取った時に、「2年でミラージュでチャンピオンを獲る」という内に秘めた野望がありました。
だから、1年目はとにかく勉強の年と割り切って、最低限の車両を作って全戦出ながら腕を磨いていくといった具合で、最後の方で良い線いけたらいいかな~位に思ってました。
実際、僕のSA1クラスの1年目は結果だけ見ると散々なもので、ランキング9位、下から数えた方が早いです(笑
ですが、使ってたタイヤはせきねんさんから頂いた数年落ちのDL02GS1コンパウンドだったりで、決して上は望めないなって言うのは最初から覚悟してました。
といえども正直、毎回バトアタなどの草ジムカーナや冬のイベントなどで上位に来る事が多かったんで、結果は相当不満で、何度も落ち込みましたが「ハンデを背負って今年はあえて勉強の年にしてるんだ」っていう意気込みがあったのでめげずにイベントや練習に参加してました。
変化があったのは、昨年の後半でたまたまヤフオクでちょっと山のある03GのS1を手に入れたんでそれを履いて出た時に、いきなりいつもの定位置よりも1秒くらい早いタイムが出た時です(パイロンタッチで結果は残らなかったけど)
これで少し自信が付いて、翌年へ向けての確かな自信となったのは、昨年のASP千歳シリーズでの快走。並み居るSタイヤの面子を押さえて優勝!
これでオフシーズンに車両製作することも決まってたので、来年はいける!!って自信を持つことが出来ました。
冬はまあ色々またラリー屋さんやダートラ屋さんと一緒に練習する中で何か新たな事を身につけたりでこれまたスキルアップにつながったって思います。みんなラリスタやフルピン履いて行ってるところにつらっとフツーのスタッドレスで練習してました(笑
その代わりアスティちょくちょく壊したけどwww
んで迎えた08年シーズン、決して順風満帆な物では無かったです。
記憶に新しいのはオカマほって免停事件ですかね、あん時は貰い事故の様なものだったのでホント(´・ω・`)ガッカリ・・・な訳で相当落ち込みました。
これが引き金となって1ヶ月免停で、開幕戦を欠場する羽目になりました・・・。
しかし!!だからと言って落ち込んでる暇はありません、この期間を利用して車両製作を必死にやりました。
毎日いろんな人に会社まで迎えに来てもらって工場でせきねんさんと作業して、日付が変わるころに家に帰る毎日でした。
この時も相当急ピッチで体力的にもスケジュール的にも辛かったですが(補強なども相当な事故車だったことがわかって色々難儀しました)が何とか気合で乗り切ってGW中に車両完成、そのままGW中に気合で慣らし終らせました(笑
んで車出来てから1回目の練習会、格段に車がよくなってっるのが手に取るようにわかって、タイムも去年とは段違いでした、達成感に浸る間もなくで練習しなければいけなかったですが車の手ごたえはバッチリでした。
迎えた第2戦の千歳は、正直あっさりと良いタイムを出してしまった感じで「これでいいの」って思うような勝利でした!
この頃はもうイケイケだったんで、今年は全部勝ってやるくらいの勢いで、全日本も勢いでエントリー(笑
その次の第3戦砂川は雨の中の戦いでしたが「滑る路面は俺の得意とする路面だ!」っていうドリンピック2連覇から来る自信(笑)があったので気合で走ったらまた難なく勝利!
一気に2勝を上げてタイム差とか見てもこれは今年行けるだろって自信につながりました。
んで、全日本砂川rdに向けて色々と練習してたんですが、ここらへんから雲行きが怪しくなる。
ここらへんから家庭の事情などプライベートな事が上手く行かずいろいろな問題が発生して気分的に乗らないままま全日本ジムカーナを迎える。
結果、惨敗。
ここらから若干歯車が狂いだす。
それでも次の第4戦十勝ラウンドでは、サーキットで何とかシビックに食らい付くのを目標に頑張って2位獲得、しかしこの時点でバイオリズム的にはずーっと下降線。
7月のASPの前に色々と上手く行かなくなって大事な人と別れる羽目に。
まあ相手は何も悪くなく、当たり前の事が出来ない僕が悪いだけなんでこうなってしまうのかなというのは薄々感じ出してた矢先で結局流れを変えれなくてこうなってしまった自分に腹が立って、この時点で自分の自信を完全に無くしてしまう。
7月のASPは全てがダメ、お話にならないような走りで中段に沈む、この日の夜にせきねんさんの祝勝会があったんだけどそこでは皆が「死んだ魚の目をしてるよ」って言うくらい落ち込んでました(笑
ホント、完全に自信なくしちゃって、何するにしてもダメダメでした
。
しかし、ここから立ち上がるべく努力しました。
一度アライメントを見直して修正、練習でトライ&エラーを繰り返しながらひたすらパイロン練習、ドラシャ1本折りました(笑
また、スライドコントロールだけは負けねぇ!っていう自分の自信を取り戻す為にも気持ちよく横向けてみようとダートラにデビューして、まあまあ良い感じに走れたのもでかかったです!
結果、第5戦の前日の走り放題DAYの時にはかなり感覚が戻って、タイムも好タイムを出す事が出来ました。
その好結果だった昨日の感触を掴んだまま迎えた第5戦では、やはり雨の降る悪コンディションの中で前日の練習の自信もあって気持ちよく走行した結果、3勝目!
この時点でチャンピオンに王手がかかりました、凄く緊張しました(笑
でもライバルのY岡さんも黙ってくれるわけは無く、相当走りこんだんだと思います。次のASPではきっちり1秒弱付けられて惨敗。
どうもASPでは気持ちが乗らなくていつも結果が残せずで、そこら辺がまだまだ弱い所だと思いました。
まあそうなるとやっぱし色々と修正したくなるわけでまたまた練習(笑
とにかく練習して体に叩き込みます。
そして迎えた第6戦千歳、チャンピオン決定のプレッシャーがかかる大一番で、プレッシャーに負けました(笑
1本目ミスコースしかけて、2本目まさかのシフトミスで、コンマ2の差でY岡さんに負けてシリーズチャンプの行方は最終戦へ!
最終戦を前に、ランキングは僕が1位でY岡さんが2位ですが、最終戦でY岡さんが勝つと同ポイントで並んで、
「僕が免停で出れなかった1戦のポイント」
を足した総合ポイントでで僕の負けになります。
なので僕が勝つか、Y岡さんが優勝できないかのどっちかです。
もうこうなると、メンタル面での勝負です。
ここまで来ると、メンタル面で少し弱さがある僕はとっても心配になりました。
しかし、自信が無いのは練習量でカバー!
きっと、困った時に体が動いて助けてくれるだろうと願って、とにかく練習!雨の日も風の日も、雷の日もあられの日も(笑
幸い、一緒に付き合ってくれる仲間が居てくれたのも力になりました!
「これだけやったんだからきっと勝てる!」っていうのを自信に変えて望んだ最終戦。
コースは最近の全日本ジムカーナの流行の
「ダブルフリーターン」
が、設定されたとってもチャレンジングなコース。
攻略法を考えながら完熟して、望んだ1本目
<embed src="http://f.flvmaker.com/player.swf?id=vVxcQpC7XhMULHK_GXIJNlqx2ByJyost7NOmVYY4kkCnB9YVL_lFQs&logoFlg=Y" quality="high" bgcolor="#ffffff" width="480" height="391" allowScriptAccess="never" allowFullScreen="true" type="application/x-shockwave-flash" pluginspage="http://www.macromedia.com/go/getflashplayer" />
パイロンタッチに悲鳴が上がる(笑
結果、パイロンタッチで7位だったけど生タイムはコンマ1秒Y岡さんに勝ってる。
今日も勝負は出来るというのを確信して、2本目を迎える物の、もう走る前からドキドキしてプレッシャーに押しつぶされそうになる。
まあ正直、ここで過去の僕だと結果を出せず、アレがダメだったからとかこれがダメだったからと理由をつけて逃げてたと思うんですよ。
昔から自分はいろんな局面で良い所までは行くけどそれ止まりなパターンが多くて、どっかで手を抜いた結果成功出来なかった節があって、だからこそ今これだけ真剣にやってきたジムカーナだけは絶対何が何でもチャンピオンという肩書きを取ってやる!って思いがあったんです。
だから、今は越えなければいけない壁なんだろうなと思った時にプロポーズ大作戦の大事な言葉。
「『どうしても運命を変えたい』そう願い続けることでしか、奇跡の扉は開かないようにできている」
「求めよ!さらば開かれん!」
ってのを思い出して気合復活!2本目に勝負をかける。
<embed src="http://f.flvmaker.com/player.swf?id=kKxcQpC7XhMULHK_GXIJNlqx2ByJyosi7NOmVYY4kkBla_SUhVlFQs&logoFlg=Y" quality="high" bgcolor="#ffffff" width="480" height="391" allowScriptAccess="never" allowFullScreen="true" type="application/x-shockwave-flash" pluginspage="http://www.macromedia.com/go/getflashplayer" />
気持ちだけが先に行っちゃって外周でやっちまったーと思いつつもパイロンセクションはしっかり押さえてきっちり走る。
ゴールしたものの、タイムがスピーカーの音が小さくて聞こえない。
が、車戻った所でるーささんたちに祝福される・・・。
1位はCRXのH岡さんだったが、2位が俺で3位がY岡さん
2位と3位の差はたった0.01秒!
勝ったんだ!俺!!
嬉しくて感無量で馬鹿みたいにはしゃいでその場に仰向けになりました(笑
とりあえず色んな人に握手したりされたりで、走り回ってたら・・・
右足吊った(笑
まあそんなこんなで今年のたくろー劇場は無事ジムカーナA地区SA1クラスチャンピオンという事で終焉を迎えました!!
正直、本当に辛かったです。
本当に苦しくて何度もくじけそうになって、でもその度に立ち上がって、自分を勇気付けるのは練習の量でしかないと信じてやってきて、こうやって結果が出せたのは本当に良かったです。
きっとCR-Xやシビックだったらもうちょっと楽できたかもしれないけどでも俺はミラージュが好きだからミラージュで勝ちたかった!
ジムカーナの表舞台から忘れ去られつつあるミラージュに花を持たせることが出来たのもホント嬉しいです(笑
好きな車で好きなようにステッカー貼って勝つことが出来たのが嬉しい(笑
07年ミラージュフォーラムでみんなの前で公言した事が達成できて良かったです!
そして、車両製作からメンタル的な相談まで乗ってくれたせきねんさんには本当に感謝です。
他にも、冬から一緒に練習してくれた競技からそうじゃない方向までいろいろな走りを愛する方々(笑
AT時代から生暖かく見守ってくれた吠えろオホーツク軍団の皆様、
ラブワゴンやPFCなどで落ち込んだ気分を紛らわせてくれたFFハッチ協会のみんなや、ここを生暖かく見てくれた方から、他にも数え切れな沢山の人のおかげだと思ってます。
ホント、自分ひとりじゃなしえなかったです。
次はJAFCUP目指して再始動しますが、ひとまずこれが一区切りです。
皆さん応援どうもありがとうございました!!