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ムゥのブログ一覧

2018年09月14日 イイね!

オデッセーいじってみた


ムゥのオデッセーには、フロントガラスからルーフまで一直線に樹脂モールが走っていた。


3メートル40センチ。

オデッセーを長年使用していると、この場所が経年劣化により脂分が失われ白化してしまう。

しかし今の所・・・ムゥのオデッセーは新車購入以来、屋外ながらも12年間ボディカバー保管、かつ適正にルーフモールをメンテナンスしている事もあり未だその難問には遭遇していなかった


その部品の名称は「ルーフモール」という。

しかしその問題はいつ発生してもおかしくない状態にあり、もうこれ以上問題を先延ばしにすることは不可能だった。



プロジェクトムゥ~強く儚い者たち~



ルーフモールの白化対策を軽視するドライバーは多い。

しかしそれを解決するためには大きな問題があった。

ルーフモールが長過ぎ(3メートル40センチ)て、、1枚物でルーフモールを仕留める事が出来ない。

この問題に直面し無理やり施工して引き起こしてしまった失敗に頭を抱え、施工を諦める若者は後を絶たない。

継ぎ目箇所どうしのカーボン模様をどう合わせて貼るか?

一番視点の届かない部分を継ぎ目にして、模様を気にせず貼るか?

この妥協点をどこにするかが今までの通常工法と呼ばれていた。

だがムゥの心の中ではいつも違和感を感じていた。

この違和感の正体を突き止めたい執念が身体を駆け巡る。

24時間睡眠しているとき以外ムゥは考えた。

朝晩の通勤車両内でのお昼寝中に・・・休日の朝食後にほんの少しだけ空いた時間に行うお昼寝中に・・・毎週録り溜めしているテレビ番組を視聴中のTVCMの間に・・・

その時、ムゥの心で何かが覚醒した。

いっそ継ぎ目を目立たせてしまえば良いのではないか。

逆転のドラマが始まった。




プロジェクトムゥ~強く儚い者たち~




そこから相応しい部品の調達が始まった。


継ぎ目はルーフモール1本につきに2か所と定め、その継ぎ目を目立たせるべく集められたステッカーは「ビルシュタイン」と「ボルクレーシング」だった。

通常この場合に採用されるステッカーは業界シェア№1である「オーリンズ」である所、ビルシュタインを使用する事の意味を周囲の誰もが理解できなかったが、ムゥを知るごくわずかの人間からは賛同を得る事が出来た。

それでも継ぎ目の処置に関しては難題が続出していた。

継ぎ目部分に集められたステッカーをそのままルーフモール本体に直貼りしても、当初の目的である「樹脂製品の白化防止と保護」が達成されない。

カーボン調シートを下地代わりにステッカー自体を嵩増しして貼る事で帳尻を合わせた


背水の陣だった。




プロジェクトムゥ~強く儚い者たち~




ビルシュタインステッカーは、フロントガラスと天井部分の境目に入れる継ぎ目部分での仕様が決まった


もう一つの継ぎ目に使用する製品も仕上がって来た


ムゥのオデッセーのホイールはボルクレーシング製品であった為、ここでは議論が紛糾せずにすんなり決まった事は僥倖だった。

そして肝心のルーフモールを保護する部材はこれに決まった


ハセプロ社の「マジカルアートシート ルーフモール」、1.8メートル×2本という商品を2組購入した。

全ての施工がハマり、1つの目標へと全員が力を合わせ始めた瞬間だった。




プロジェクトムゥ~強く儚い者たち~




貼り付けの際には「走行風に逆らわない貼り方を行う事」を最優先にして、後ろ側から貼り始めたかが、ある譲れない制約がムゥを襲う。

2か所目の繋ぎ目部分の位置決定、それだけは先に位置出しを行っておかなければならない


いよいよ作業開始、ムゥが静かにルーフモールカーボンを貼り始めた


最初の貼り出しと継ぎ目の場所が決まっている今、行く手を阻む問題は既にもう無い。

作業の中で占める「準備」というモノは8割位を占めるという事が実証された瞬間だった


宣言通りビルシュタインステッカーは、フロントガラスと天井部分の境目に入れる継ぎ目部分で使用、ムゥのビルシュタインにかける執念が実を結ぶ瞬間だった。

作業は終わった。

完璧だった





プロジェクトムゥ~強く儚い者たち~





今回撮影の為、私有地へ特別に立ち入る事が許された。

真上からオデッセーを撮影する貴重なチャンスを貰った。


貼り終わった現在は、製品の接着状態が安定するまでオデッセーを安置するしか身の処し方は無い。

待つ間にもムゥの頭の中にはさらなる別の作業が頭に浮かんでいた。

ハセプロ社の「ラジエターキャップエンブレム」。

純正ラジエータキャップでも問題は無かった。

冷却系のチューニングを行っていないオデッセーには、「ハイプレッシャー式ラジエータキャップ」は無用だった。

それでも「商品購入代金3000円以上で送料無料」という甘い言葉には勝てなかった。

「魔が差したんですかね・・・(^-^;」

当時の作業を振り返りムゥが恥ずかしげに笑う


それでも入念な脱脂作業と位置出しに一番の時間を掛けた


エンジンルームが華やかになった


そんな作業が終わったムゥの現在を訪ねてみた


新しいプロジェクトを発足し忙しく過ごす日々だという。

飽くなく探求心、闘いの日々はまだまだこれからも続く・・・






オデッセー、ますます雨天走行不可能車になっております(^^;)





Posted at 2018/09/14 21:19:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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