
マルビ(○貧乏)のks流のお金をかけない自己満チューニングです。
前々から思っていたのですが、
CX-5の吸気口って、小さいんですよね!
特にガソリンNA(Normal Aspiration)エンジンなので、
吸気口が小さいと、そのまま リストリクター (Restrictor 吸気制限器 ) になってしまいます。
ターボで無いNAエンジンは 上流から 攻めるべき!とおもうのですが、
この吸気口の小ささを見ると泣けてきます。
実は、
吸気口のその奥の 曲がっているところは もっと狭くなってます!
マツダさん、3DーCADで設計するなら、もっと空間を最大限に使ってほしいですね!
ただ、とはいえ、マツダさんも設計で良く考えているのはわかります。
吸気を、エンジンルーム内の暑い空気を吸わないように、ボンネットのD-パッキンの前方側に吸気口をだしていること。
水を吸わないように、ボンネットの前方のリップの内側になるように、かつ、ボディー側から、
僅かに盛り上げて、ノリ上がった水を吸い込まないようにしていること。
ただし、後述しますが、
リゾネーター(吸気音消音用チャンバー)の底の水抜き穴から 水を吸っちゃうじゃ無いですか!!
これは、「SUVだから、車高が高いので、少々の水位でも、走れるよね!」と 思って水に突っ込むと、
意外と、この「水抜き穴」から エンジン側に水を吸っちゃいます。
この水抜き穴は、ラジエターより低い高さの位置にあります。
なので、マツダ系の皆様、ご注意ください。
まずは、エア・クリーナーBOXの上側を外します。ゴム製ホースのホースバンドから上側のケースは取り除いた方が下側のエアクリーナーBOXを外しやすいです。
↓下側のエアクリーナーBOXは 3本のピンがゴムのグロメットに刺さることで固定されています。

上側に強く引くと、このピンが抜けて 全体を引っ張り出せます。
全体を引っ張りだすと、2ピースで構成されていました。
一つは エアクリーナーBOX、
もうひとつは、
リゾネーター兼 気水分離ダクト。
ただし、それぞれに水抜き穴が空いています。。
でも、特にリゾネーターは下に伸びているので、
ここに穴があると、
大雨で 深い水たまりに突っ込んだ時に
このドレン穴から、直接エンジンに水を吸ってしまいます!
この穴の位置は、ラジエーター下部に近い位置なので、
深い水たまりに入ると、この穴から 水を吸ってしまいます。
全然SUVではありませんね!!
ワンウエイバルブを2ケ購入
キジマ(Kijima) ワンウェイバルブ ダイヤフラムタイプ 9-10mm 汎用 ポリプロビレン/バイトン 105-15003
1ケ830円x2ケ
タイトルには「0円!」と書きましたが、このワンウェイバルブのみ購入しました。
ワンウェイバルブが届いて、
どのぐらいのヘッド(水の溜まり水位)で 水が外にながれるか、チェックしました。
チェックバルブの開閉の硬さが硬いと、
だいぶエアクリーナーBOXに水が溜まらないと、外に水が流れないことになります。
ワンウエイバルにに水を流し込むと、
わずか1cm(ワンウェイバルブの筒の高さのヘッドでも、水が流れ出します。
これなら、エアクリーナーBOX内に水が溜まっても、 水位が高くならないうちに一方向の外側に水は排出されて、
もし、レゾネーターやエアークリーナーBOXが水に使っても、
底からは水は入ってこないことになります。
水抜き穴を ワンウエイバルの太さにしっくり来る太さに穴を拡大し、
少し穴をヒートガンで炙って穴を柔らかくしてからワンウェイバルブを押し込みます。
↓こんな感じで 2箇所にワンウェイバルブをきつく差し込みます
さて、次に吸気口の拡大です。
単純に丸いドライバーの柄を 一番狭い 曲がり口に差し込みながら、
ヒートガンで炙って、どんどん柄を奥くに差し込んで行きます。
Before
ドライバーの柄は奥まで入るほど拡大出来たので、
次はジュースの缶を突っ込んで炙ります。
After
↓下側に大きく拡大しているので、吸収するように 柔らかく厚めのスポンジを敷き込みます。
↓狭かった奥も、円形に膨らんで断面積はほぼ2倍になり、 吸気効率が良くなりました。
さて、肝心のの走りは
多分、バリバリ プラシーボ効果で 気持ち良くなるでしょう。
何より、自己満足です!!
【実走行後の追加ブログ】
○燃費計測用 郊外のいつもの道路を100km走行し、
実燃費で過去最高記録(13.2km/L これまでの最高は12.1km・L)を記録!
なんと、10%近くも燃費がアップ!
これは数字なので、プラシーボ効果では無し。
○大きく踏み込んだ加速な なんとなく良いような。。(これは完全にプラシーボ効果でしょう)
それにしても、 標準の水抜き穴が すごく低い位置に気がつけたことは重要です。
今回、吸気効率の制限撤去より、こっちの方がks的には重要に思えます
繰り返しますが、 ラジエター下端の高さに この水抜き穴があるので、
豪雨や台風で、l無理に深い水たまりに突っ込むと、 この穴からエンジンが水を吸ってしまいます。
豪雨のニュースで、
意外と低い水位で CX-5がエンジンがかからなくなって放置されているシーンを見ましたが、
これで納得しました!!
CX-5 (いや、最近のマツダは設計が共通なので、 今のマツダは全車共通で)は水に弱い!!
水没した時のエンジン復帰法は 下のリンクの整備手帳にまとめています。
むき出しのきのこ吸気よりも、純正に近い 前面吸気のメリットを モンスタースポーツの開発エンジニアが語る!
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Posted at 2018/01/04 10:53:54 | |
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