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グラベルロード用グループセットがリーク？
どうもSRAMの新型グラベルロード用グループセットは「１３速」でリリースされるようです。

先に発売されたMTB用のEagle transmissionも１２速
次に発売されたロード用の新型RED E1も１２速
そして、先日のファームウェアアップデートで12速用シフトレバーで前作の10速ディレイラーも操作できるという「既存ユーザーにも先を用意する」手堅いアップデートという印象がついた。

グラベルロード用で１３速
UDH規格でtransmission化

グラベルロードこそ、用途が広いんです。
舗装路を他のロードバイクと一緒に走る機会もありますし（実際に私がそうw）
MTBもかくや…という林道などのグラベルで本格的に楽しんでる人もいらっしゃいます。

つまり、グラベル用XPLRは
①グラベルこそ無用なトラブルを避ける為に「無線」だとリスクを下げられる。
②T-TYPEでタフ。無用なトラブルを避けられる。
③多段化により、ワイドなギア比を実現しつつ普段使うところをクロスレシオ

デメリットとしては、落車（それもそうとう派手な）した際にディレイラーに固定されたバッテリーが飛んでいく可能性があるところ。
まぁそれくらいの衝撃が加わった時、フレームかフォークかホイールもただでは済んでないので、そういうリスクはあるものの「そうなったらきっと走れない」という方向性が現実か。

そして、グラベル用と題してXPLRとしてT-TYPE化されたグラベル用グループセットとしてリリースされるようですが、これってロードバイクに積んでも全然OKなんですよ。
前作のXPLRは10-44Tまで対応していました。
新型は10-46Tまで対応するみたいです。
10-52Tも出るのかな？
10-52Tは、MTBよろしく厳しい路面や地形を走る人向けでしょう。
10-46Tが一般向け（だと想像します）

例えば、10-46Tスプロケに52Tのチェーンリングを合わせてもローギアが1.13となって暗峠などのぶっ飛び地形を除けばロードバイクとして走る場所を選ばないローギアを実現しつつ、残りの12枚でバランス良くクロスさせる。

そうなんです。
フロントシングル用として考えた場合、ギア１３枚って理にかなってるんですよね。
さらにトップに10Tがあるので52Tチェーンリングで組んだ場合、5.2倍のギア比。
トップ11Tでそれを実現させようとした場合、チェーンリングは58Tが要る計算。

そうか。
SRAMはそう考えていたんですね。

こうなってくると問題がみっつあります。
現在、受注停止になっているGen7 Madone SLRが再販されるのか否か。
再販されたとしても、UDHに対応するのか否か。
上記ふたつが実現したとして、Project oneでXPLRが選べるのかどうか。

Madoneはフレームセットで買おうとしていましたが、この動向によっては完成車で買う事になるかもしれません。
また、不穏な噂通りになってしまって
EmondaとMadoneが統合されて、別の形状になっちゃったら…
本当に欲しいと思えるモデルが出てくるまで、待つ形になりますね。

どちらにせよ

UDHに対応したフレームで「これは欲しい！」と思えるロード用フレームが出てくるまでは、貯金して待つのが正しい姿勢ですね。

新型RED　E1が発表されて、新型REDを早速発注し取付予定日が決まったフォロワーさんもいらっしゃいます。
今回発表されたE1は、私が使っているD1のブラッシュアップ版となり
基本的な機能は大きく変わらず、地道なアップデートに留まっているので元々REDを使っておられる方は無理に買い替えなくて良いのではと個人的に考えています。

ただ、オートトリム機能が追加されたフロントディレイラーは買い替えても良いかもしれません。
個人的には…
・Di2に劣る。
・チェーン落ちする。（私個人は３年ちょい使って一度も経験なし）
等々、様々な良くない噂を聞きますが、こんだけちゃんと変速するんならDi2と比較すればアレかもしれんけど、別に全然許容範囲内。という感想なので、経年による痛みだとか何からの要因で困った事にならない限りは、D1のままでもOKかな。
と思っています。

それくらい別段強いて問題点を挙げない限りは、ツッコミどころも少ない良いグループセットだと思うんですよね、私はw

シマノR9200 VS 新型SRAM RED 比較インプレッション 買うならどっち？
IT技術者さんの記事です。
この度の記事はところどころ、恣意的な表現を感じる文章でした。
なんだろ、この違和感…。
インフルエンサーさんも有名になり過ぎると大変ですね。
なんて思いながら読んでしまいました。
妙にR9200を持ち上げるんですよね。
別にそれは良いんですよ。
だって人はそれぞれの好き好きですから。
ただ、SRAMの方の評価がちょっとおかしいんですよ。

eTAP AXSの操作方法により、「片方だけ押したのか」それとも「同時押しなのか」という判定待ちの分だけ、決められたボタン通りに動くDi2と比較して「判定待ち」の時間があるのは確かなんですよ。
それが0.1秒なのか、そんなに待たずに判定しているのかは確かにわかりません。
個人的にはeTAPのシフトスイッチを「カチッ」と押して、リリース。
リリースした瞬間に各ディレイラーの動作は始まっている体感です。
すなわち、0.1秒も判定を待ってないと思います。
それは実際に使えば誰でもわかること。
そして、一度使えばそのタイムラグが気になるとしても欲しいタイミングで変速が決まるように操作するのは…レースやってなくてもスポーツ走行を楽しんでいる人なら誰でもやる工夫です。
それが気に入らない！と言うのはしょうがない。
何度も書きますが、それは人それぞれの好き好きだからです。

ただ、IT技術者さんの記事中の表現は操作を加えた後、判定待ちが終わるまでの時間の事を「0.1秒なのか、0.5秒なのか、1秒なのかわからない」と表現されています。
これってインフルエンサーとしてどうなの。
疑問しか持ちません。
スポーツ走行している時に、0.1秒でも結構長く感じますよ。
きっと、まずい操作の仕方でも「スイッチを押してからリリースするまでの間」としてeTAP AXSが判定しているとして、押しっぱなしでも連続変速モードに入ったりしますんで、何にしても最もラグが小さいのはスッと押してスッと離す、だと思うんですよね。
そうじゃない場合の待ち時間は、確かに「x秒」がどれくらいなのかはわからないにしても、0.1秒も待ってないです。きっと。
それは使っていてわかるはずなのに、敢えてそのような表現を用いた。
eTAP AXSを使った事がない人がこの文章を読んでどういう印象を持つのか。
そこまで考えた場合に「うまく書いておられるなぁ（恣意的に）」と違和感しか感じません。

要するに、表現などは丁寧ですがこき降ろしてDi2を持ち上げる記事にしか…
そういう穿った見かたしかできないんですよね。本当に。

Di2特有の変速は速いけど、ショックを伴う「ガコン！」というリア変速とかは乗ってる人は気にならないの？
変速速度命！なら、そういう不快な感触はまるで無い事になるの？
うちの妻は「それがとても嫌だった。電動は素晴らしいと聞いていたけど、電動って何が良いん？というのが正直な感想だった」と後に述べています。
それは、組み替えたeTAP AXSの方が妻にとって常に滑らかでショックを伴わない良い変速をしているからなんですけれどね。
妻の場合は多少の変速速度の差よりも、そちらに重きをおくからです。

話しが逸れましたが、Di2にも多少のネガティブな要素ってあるんですよ。
あまりネットでそれを書いている人が居ませんが。
私も不要な炎上を受けたくないんで明言は避けてましたが、妻のドグマを借りて時々乗っていたりしましたが、Di2は確かに良い。
良いけれど、別にDi2じゃなくてもいいかなぁ。
なんて思ったのは正直な気持ちです。
どうしても、eTAP AXSと比べてしまうからですね。
そして、私はレースしないから。というのもあると思います。

それにしても、フロント変速のところでも普通に評価してくださったら良いのに、途中から読んでいて「えっ！？」と読んでるこちらが驚くような表現に変わっていって、読んでいて残念な気持ちになりました。

ここまででまとめると。
そんなに酷いなら、なぜ世界選手権でSRAM組んだバイクに乗る選手が優勝できるのか。
そこまでDi2とeTAP AXSの差はあるのか。
そういう疑問しか浮かばないです。

話しを戻しまして…

最後に極めつけが

REDはスプロケットの干渉音が大きく、金属と金属がぶつかった様なガチャガチャとした変速音が気になった。ガチャガチャ音の原因は、スプロケット自体の中空構造が原因かもしれない。

という表現をされています。
これ読んだ時に「まさかな…」という疑念しか持てません。

ちゃんとセッティング出せてんの？

ビッグプーリー組んで、調整中にお見せのまわりを試走している時にセッティングが出せておらずに微調整が要るなぁって時。
そんな時の変速の様子がIT技術者さんが書いておられるのと同じなのかは、その個体を見ないと断定できませんが、どうもその時と似た「音と動作」なのじゃないかと思いました。
そんなセッティングが出てない状態でも、微妙に「セッティング完了状態」に近しいが、そうじゃないほんの少しだけズレてる状態でも「確実に１速ずつ変速が決まる」のは確かです。
そして完全にセッティングが出ている状態よりは、程度の差はあります。
どこまでセッティングが追い込めているかによるんで。
ほんのわずかに変速グズってから変速が決まります。
その変速がグズっている時に干渉音と表現されているような異音が鳴る事があります。

そうとしか思えないんですよね。

純正プーリーと純正ゲージより、通常なら変速が決まりにくい（セッティング出すのが難しい）Ceramicspeedのビッグプーリーを組んだ私のREDを見ながら、そう思います。

静かに滑らかに変速するのがREDやFORCE eTAP AXSの真骨頂ですよ。
Di2より静かですよw
それはDi2でばっちばちにセッティング出してもらったのを乗ってから、eTAP AXSに組み替えた妻も名言しています。

私のまわりのEmonda SLRにFORCE eTAP AXSを組んでる先輩の乗る個体もそうです。

ちゃんとセッティング出ている個体は、私の知る限りでサンプル数が少ないのは申し訳ありませんが、「全部そうです」


最後にまとめます。
こんな必死に書くから逆効果なんだよ。
そう思われてもしょうがないです。
わたし、変に熱すぎですよねw

ただ、事実が間違って伝えられるのは好きじゃないんですよ…。
それだけなんです。

そして、Di2も確かに優れている製品なので好きなの使えば良いんですよ。
ここ日本においてはSRAMは完全にアウェイです。
普通のロードバイク好きの方たちからすれば、「シマノLove💛」なんですよ。
SRAMを選ぶ人間は、マイノリティです。
そんなマイノリティの方を潰しにかかるような記事書かんで良いんちゃうん…
それは読んだ私が考えすぎなのかもしれませんが、なんかそう思っちゃったんですよね。
ただ、干渉音も実物を見て、聞いてやらないと何を指しているのかわからないので何とも言えないのが本当です。
そういうの含めて、こういう書き方って難しいなと読んでいて思うわけです。

ただ、最近の私はこういう記事を「参考に読む」けど自身の中で何か先入観を持たないようにはしている。その理由は様々な記事を読んで多角的にモノを見ると、合理的にインプレッションされているような方でも…こういう失敗をされる事もあるのか。というのを知ってから特にそう考えるようになりました。


結論からいうと。

SNSやネットでの評価や記事を散々読んで。
もうみなさんシマノ買ってください。
興味本位でSRAM買わないでください。
セッティング出せるお店じゃない限り間違った評価しかなされないのはもったいないからです。
そして、セッティング出せないような複雑な機構してるSRAMが悪いんじゃないの？って思ってるそこのアナタ！

組み慣れているはずのDi2でもまともなセッティング出せてるお店って、恐らく随分少ないと思いますよ。
私は逆にそこに危機感を感じたんですけどね。
多少、セッティングが甘くて機材に無理や負担がかかっていても「変速しちゃう、できちゃう」というDi2に危機感を覚えました。
それが原因でディレイラーハンガーからもげてホイールにディレイラー巻き込んでホイールもフレームも全損したら…って考えるとゾッとするからです。
そして、使用数が多いからという理由もあるので「それが原因で決めつけるのは良くない」のは前提で、しかしあった事を事実として書くと
フォロワーさんのDi2　リアディレイラーがハンガーごともげて破損に至った事例とは別にリアディレイラー本体がもげて破損に至ってる事例を見ます。
それは恐らく…セッティングちゃんと出せてなかった可能性が高いと思います。
Di2は…というかシマノの製品は優れているので、通常にしっかりと組まれていれば、そこまで負荷が溜まるような機構では決してないからです。

…

もう色々めんどくさいッス。
なので、みんなが知ってるモノを買ってください。
こういう記事読んで「やっぱSRAMあかんねや」って使わずに評価される方は特に。
そして、セッティングが出ているかどうかまで知る由もありませんが、シフトスイッチ押して判定待ち時間（0.1秒もあるかどうか）ですら「もどかしい」「欲しいタイミングで変速できない」と思われる方も、Di2買ってください。
Di2の方が合ってます。確実に。

このブログを読んでくださっている人は、私がSRAMに夢中なのはご存知だと思いますw

Procaliber 9.5も、今はEagle GX（機械式かつ Not T-TYPE）で組まれています。
これに関しては、私はできればtransmission化されたEagle T-Typeで組みたいんですよねーと伝えたんですが、店長がしばらくMTBから離れていたっていうのと、私自身もMTBは初めてかつ、忙しくて調べる暇がなかったので既存のEagleで組んだんですけれど、後から知ったんですがProcaliberはUDH対応していたんですよねw

今となっては…ですが、むしろいきなりT-TYPEにいかずに既存のEagleを体験したのは良かったのかもしれません。
機械式かつ、従来のディレイラーハンガー納まりのEagle 12速はeTAP AXSのように滑らかに、確実に変速してくれます。
そのフィーリングが、SRAM好きににはたまらない感触なんです。
フィールドで負荷が高い場面でも頼もしく確実に変速してくれる様子は、ちゃんとした変速機という話しで言えば「それは当たり前だろ！」って話しなんですけど、文字にするとそうなるんですけど、乗っていて感じる感触は「ちょっと良い」んですよね。

元々はDeoreが組まれていたProcaliber 9.5です。
RDをM8100（XT：ロードでいうところのアルテグラ相当）に組み替えたりもしましたが、Eagle GX（ロードでいうところの105相当）の方が個人的には良かったです。

前置きが長くなりましたが、ここからT-TYPEを経験したいと思うと、そこそこな出費に繋がります。
従来のEagleの場合、チェーンラインは52㎜。
T-TYPEに変わったEagleの場合、チェーンラインは55㎜。
クランクセットもDUB WIDEという製品に切り替わっていて、チェーンラインが+3㎜外側にオフセットされているんですよね。
※将来的なフレーム側の規格向上に照準を当てた改良結果だそうです。
つまり、新しいEagle T-TYPEだとBBシェル幅も拡幅OK
それがもたらす効果はより有利なタイヤクリアランス設計を促す。

つまり、Eagle使っていてもT-TYPEに組み替えたいとなると、まるっきり買い替えになる！？
えぐぅw
高すぎぃ！！（心からの悲鳴）

ハードルが高いんですよね。
額面通りに捉えると。

そこで、こんな動画を見つけました！



こういう情報ありがたい。
従来のEagle DUBクランクでも、スペーサーを入れ替える事で+3㎜されてチェーンライン55㎜にできるらしいんですよね！？
これ、できるならマジありがたい。
私のEagle GXクランクセットは、カーボンクランクで使い心地が価格の割に結構良いので、カーボンクランクからアルミクランクに買い替えるのが微妙に精神衛生上のハードルが高かったのもあって、これが活かせるなら本当にありがたいです。

こうなると、クランクセットに用いるスペーサーと、シフトレバー、チェーン、場合によってはチェーンリング、スプロケット、リアディレイラーを買えばT-TYPEに入れ替えれる！という事実です。

今組んでいるGXも気に入っているので、それをバラしてまでT-TYPEに行くのは現実的ではありませんが、その気になれば費用を抑えつつ変更できそう！
というのがわかったのが大収穫でした。


続いてSRAMネタです。



X（Twitter）のTL（タイムライン）でも、時々見かけるのがeTAPやeTAP AXSを使用していて「チェーン落ちした」というポストです。
その画像を見る度に、私の頭の中は「？」でいっぱいになります。
私自身、自分で組んだり調整できなくて、店長にまかせっきりだから余計にそうなるんですが、ちゃんと調整されたSRAMでは容易にチェーン落ちなんてしないんですよ。
先日、パワー掛けた状態でアウターからインナーに落とすとチェーンが落ちる（落ちやすい）と聞いてそれを正直に記事にしましたが、インナーに落とす場面でパワーが途切れる事でそれが原因で順位を落とす…なんて状況がレースでもあるんか？
レースやらんから知らんけど。
アウターに戻すようなレース展開の時にパワー途切れさせたくない＝加速中だから
アウターからインナーに落とす場面も、アグレッシブに急斜面を駆け上がる為に駆動を切らせたくないという需要はわかるものの、変速の為に抜く時間はほんの一瞬です。
抜いて変速したらいいんちゃうん…と思うのは非レース勢だからでしょうか。
まぁ、それはともかく…
動画の後半を見ていただきたいです。
フロント変速がばりばり安定して、素早い変速になっています。

クランク１回転の間に二回変速できるくらいの変速です。
※こういう動画を視る度に、うちのREDって当たりなの？と思います。
　今回の動画は、ケイデンス75rpm付近でクランク１回転の間に二回変速が決まる可能性が非常に高い変速っぷりだったんで個人的には「これが本来の平均値なんだろう、良かった」とホッとしました。

もう本当にね、ネットやSNSで見かけるような悪い印象しかないSRAMですが、本来はバリバリ変速できるんですよ。

だってね、本当にファッキ〇　SR〇M！だったとします。
SNSなどで見かけるクソみたいな症状とか、変速具合が本当だったとしますよ。
そんなまともに走れないクソみたいなグループセット積んだリドルTREKに負けた非常に優れたDi2を積んだ他社メーカーのフレームやホイールって、SRAM＋TREKと比較にならんくらい、優れたDi2の性能を激しくスポイルするほどクソみたいなフレームやホイールなんでしょうか？（極端に嫌味言ってます）

そんなワケないですよねwwwww

そろそろ気付いた方が良いと思います…。
確かにシマノは良いですよ。
ただ、SRAMはそんな毛嫌いされるほど悪いのか？というお話しです。
中にはSRAMってだけでバカにしているローディが居るのが残念でならないです。
そのバカにしているローディの方のうち、何人かは理由とか意味とかわからずに周りと同調しているだけの人が居るのもちょっと残念なところですw
私の中で燻っている感情というのは、その意味なくバカにされているというところだけなんですよね。
SRAMも良いところはたくさんあるのに。

まぁ、そういうの気にしてもしょうがないんですけどね。
NSXがやたらと賛美されて、何故か叩かれていたBCNR33。
BCNR33に実際に触れて私は気に入って乗っていたんですが、そういう根拠のない、意味のないネット上での叩き（それこそ本当に気にしてもしょうがないんですけれどねw 当時の私は若かった）に心削られたのを思い出しますw

その頃からすれば20年以上歳をとり、ちょっと残念だという気持ちがなくなりはしないものの、どうでもよくなりつつある心情であります。
それが良いことなのか。
感受性が薄くなって、大半のことに興味を失っていく事は…実はよくないんじゃないか。

どちらが良いのか。

どっちも極端になると良くないよね。
ただ、一生懸命何かを訴えようと（理解してもらわなくても良いのに、自身の感受性を信じすぎて押しつけがましくなるようなこと）しすぎて、読んでる人を不快にさせるような記事は、できれば避けたい。
でも、ネットでの誤った評価を鵜呑みにされてしまうのももったいない気持ちがある。
ようするに、まだまだ私が未熟なだけなんですけれど。

どっちが良いのか含めて、迷いながら
できればもっとあっさりと大事な事を伝えられるようにしていきたいと思います。

・TREKのEmondaとMadoneがProject oneで受注を停止
→Emondaは現行デビュー後、約５年？という長寿モデルなので順当にモデルチェンジかと思われますが、どうもEmondaとMadoneが統合されて１モデルになるとかならないとか。
そんな噂が出回っています。
SpecializedのVengeとTarmacが統合されてTarmac１モデルになったのと同じ流れか…と思われますが、Gen7 Madoneがデビュー後１年ちょいしか販売されてないので、Gen7 Madoneが噂通りなくなるなら異常に短命なモデルとなります。
Gen7 Madone、最近よく見かけていたんですよ。
なんなら私が乗るGen6 MadoneよりもGen7の方が見かけるくらいです。
もっというと私が乗る後期マイナーチェンジ後のOCLV800になったGen6 Madoneなんて、３年乗っていて他で見かけたのって一度だけですw
それに比べたらGen7は人気があると思われるんですけど、Gen7 Madoneはしばらく併売して欲しいですね～。
レース機材なので、Tarmacのようにセミエアロ化されて「Venge（Madone）より速いです！」と言われても、それが事実だとしてもエアロロードにしかない気持ち良さの領域ってのがありまして…
最初の項目で長くなっちゃいましたが、TREKの発表を待つしかないですw

・Bontrager Aeolus RSL系ホイール受注停止
→いよいよ、ニューホイール登場だと思われます。
最近のホイール戦争がエグくなってきまして、SCOPEが発表したホイールなんてリムハイト45㎜で前後合わせて996gでしたっけ？
もうエグいの一言です。
リムハイト62㎜でも1240gでしたっけ。
マジでエグいの一言です。
次期モデルが一般ユーザーおいてけぼりな、完全レース機材にならない事を祈ります…
そして、RSLのようなハイエンドの性能を味わえる上にホビーユーザーの使い方でも長い間性能を発揮し続けられる耐久性とメンテの簡便性を兼ね備えたホイールは、今後とても貴重になる可能性を秘めています。


・Campagnoloは勘弁…
→組むのを非推奨しているTREKのモデルに、Campagnoloを組み付けるために足りない部品はワンオフで作って取付・調整までできる店長が言った言葉。
そんなになんですか…
と驚いた所存。
その非推奨なのにCampagnoloを組んだDomane SLRを私は知っていて、一緒に走った事もありますが、巷で聞く噂ほど動作に不安感があるとかを微塵も感じさせない完璧な動作をしていましたが…
むちゃくちゃ大変なんですね。
シマノやSRAMは天国です！と言い切っておられました。

Youtubeで見かけた動画は、また後日貼りますw

SRAMとシマノでフロント変速がかなり違う
という評価について、さらにわかった事があったので追記します。

・トリム機能がない為に、アウターからインナーに落とす時にチェーン落ちする可能性がある。
→これに関しては、私も私のまわりも未体験なのです。
それが何故かわかりました。
ゴリゴリにパワー掛けた状態でチェーンテンションが高まった状態でシフトすると、チェーン落ちに繋がるみたいです。
また、チェーンリングの内側（インナー側）に、それを防ぐ工夫や加工がSRAMのチェーンリングにはないとの事でした。
それを教えてくださった方の使用機材は、モデルチェンジ後のFORCE AXS（D2）です。
私が使っているRED D1の意匠を受け継ぐチェーンリング形状となっています。
私が使っているREDと、D２FORCEのチェーンリングが「全く同じなのか」という問題はあるにせよ、それは恐らく「その部分は同じ」だと予想します。
なので、パワー掛けながらチェンジすると私が使っているREDもチェーン落ちをする可能性はあるでしょう。

ただ、0.1秒を競うシーンであってもフロント変速する際にそこまでパワー掛けたままチェンジする事があるでしょうか…
できないよりはできた方が良いですけど、そこに決定的な考え方の差があるように感じました。


・操作に対して変速に「間」がある。
→これはSRAM eTAPの操作方法により、確実に存在する「間」です。
eTAPおよびeTAP AXSは、フロント変速を含む操作系となると次の操作になります。
①フロント変速の場合、左右シフトスイッチ同時押し
②リア変速の場合は左右どちらかシフトスイッチ押し

②の場合であっても、①の場合であっても「間」が存在します。
それは何故かというと、本当に同時押しでしかフロント変速を受け付けない判定とした場合、特に疲れてきた時にストレスマッハになりますw
「ほぼ」同時押しでも反応するように設定されています。
その「間」は、ほんのわずかな時間です。
0.1秒もあるかないか。
しかし、乗り物に乗って操作している時にその効果があらわれるのが0.1秒あったとした場合、その0.1秒って操作している人間にとって結構な時間に感じる事が結構あります。
正確な「間」がコンマ何秒なのか…はたまた、0.05秒くらいなのか。
それを調べられてないので具体的な数字を私は知らないのですが、個人的にはシフトスイッチを押す→ストロークして節度感ある「カチッ」と反応→シフトスイッチをリリースする→実際にディレイラーが動く。
文字にするとこのような動作となる為に、操作してから実際に動き出すまでの「間」が個人的には気になりません。
機械式のシフトレバーのようにストロークが大きくない為に、確実に機械式シフトよりは実際に変速動作が開始されて、終了するまでの時間はeTAP AXSの方が速いです。
それでも、変速操作に対するボタンが最低４つ用意されているDi2のように「どのボタンを押したのか」「押された瞬間から、押したボタンの機能を実行する」ロジックと比べれば確かに「間」は存在します。

この「間」の事を指摘される方が多いのを再認識しましたw

私は車で遊んでいた為、私がチューニングしてサーキットやジムカーナで遊ぶようになった時代ですら「ターボラグ」って言葉は死語に近いくらいレスポンス良くなっていましたが、ターボラグが皆無かどうかと言えばそれは決してゼロにはなりません。
正確に言えばNAエンジンですら、アクセル操作してからヘッド～燃焼室にパワーを出す為の空気と燃料が充填されるまでの「間」が存在しますが、それを指摘される方は非常に少ない。
それと同じでDi2を使っている人はNA派なんですよ。
eTAP AXSでも気にならんと言ってる人はターボ車でも気にならない人なんですよ。

ターボラグ見越して、コーナー中にアクセルを予備踏みしてブーストを高めていく。
文字にすると結構時間ありそうな表現に見えますが実際には「一瞬」です。
eTAP AXSの操作に対する実際に変速機が動くまでの時間も「一瞬」です。

その一瞬を見越して操作できるかできないか。
操作できても、その一瞬をまどろっこしく感じるかそうでないか。

そこに大きな分水嶺（Di2が好きなのか、eTAPでもそれが気にならず好きになれるか）があるようです。

私はその「一瞬」が全く気になりません。
次に、変速に対してレスポンスという意味ではDi2とeTAPはそういう意味で埋められない差がありますが、eTAP AXSの美点として確実に１速ずつ変速する。
文字にすると当たり前だし、Di2でもそれできるじゃねぇかとなるので表現難しいんですけど、なんかそれが気持ちいいんですよ。
マジに。
文字にすると伝わりにくいんですけれど…

そして、それ以外の部分でSRAMの美点を好きになれる（気付く）かどうか。
それはDi2にも同じ事を言えるんですけど、その差が大きいなぁとX（Twitter）を読んでいて気付きました。