200.09.21 秋晴れの鈴鹿サーキット南コースで開催された「Enjoy GP・オータムラウンド」に参加して来ました。
今回は、Kクラスにコペン9台がエントリー。さながら南コースはコペン一色に染まった感じでした。
広宣寺オリジナル・ステッカー型お守り装着率の高さ故か、皆さんの意識レペルも高い事もあり、クラッシュも無く走りやすい環境の中で熱いタイムアタックが繰り広げられました。
イベントの模様は、参加者+見学の皆さんがアップされていたので、内容は良くお分かりの事と思います。私は、今回のイベントを違った角度から見てみたいと思い。リザルトから見たEnjoy GPのレポートを書く事にしました。
リザルトから読み取れる事は多々あり、それが合っているかどうかは別として推測する事で次回への手かがりになるかもしれません。まずは、私のリザルトから推測してみます。午前のアタックは11時半スタート。気温28度、路面温度35.2度。曇りから日が射す天候でアタック時間中は晴れ。かなり暑かったです。過去のデータから、コースイン直後4周目又は5周目でその日のベストタイムが出ている事からコースイン直後からアタック開始。結果は全周回数14周の4周目にベストタイム1′04.116が出た。予定通りの結果。
全ラップは次の通り。(タイヤ・RE-11)
1
2. 1′04.556
3. 1′04.846
4. 1′04.116
5. 1′04.386
6. Pit in
7. 1′04.213
8. 1′04.398
9. 1′05.242
10. 1′04.619
11. 1′26.600(クールダウンラップ)
12. 1′11.119(クールダウンラップ)
13 1′05.160
14. 1′04.415
クールダウンラップとPit inを除いた周回数10周を10周の合計タイムから平均ラップを出すと1′04.595。ちなみに1′05秒台の時は前方のクルマに追いついてしまった時。ラップから見ると、コースイン直後のエンジン&タイヤがフレッシュな状況なので、走りはじめから周回ごとにタイヤグリップが向上しベストラップが出ている。約3分のピットイン後、若干タイヤの熱が下がった事と内圧を調整した事でタイムが安定。クールダウンラップでは、水温が若干下がるものの2周ほどで水温上昇。タイヤの熱ダレも解消しなかった。
午後の全ラップは次の通り
1.
2. 1′04.510
3. 1′04.352
4. 1′04.027
5. 1′04.248
6. pit in
7. 1′04.858
8. 1′05.075
9. 1′04.671
10. pit in
11. 1′04.541
12. 1′04.591
13. 1′04.910
14. 1′20.607
15. 1′04.843
16. 1′06.696
17. 1′04.478
午後15時半から25分間の走行の為周回数は午前より多い。平均ラップ1′04.753となり、午前の平均ラップ1′04.595よりもダウンしている。しかし4周目にベストラップ1′04.027が出ている。ここで疑問になるのは、ベストラップは更新したものの平均タイムは落ちてしまった。何故? 気温27度、路面温度35.2度、走行中晴れ。想像していたより気温&路温が下がらなかった事と、推測するに路面にラバーが乗ってきた事でパワーを食われた事と、ハンドリングのアンダー傾向が強まった。しかし、ベストタイムを更新出来たのは、ラバーグリップによってタイヤグリップが向上した事と、気温が少し下がった事でコースイン直後はエンジンの熱ダレも無く、午前中より、ほんの少しパワーが出たのかもしれない。
総括として、やはり走り慣れた南という事でエンジン&タイヤがフレッシュな状態から4周目という速い周回でタイムを出す事が出来た。平均ラップとベストラップの差が小さいのは、アタック中にクルマに引っかかった時のタイムの落ち幅が少ないといえる。今後もクルマのセットアップ次第でタイムアップの可能性はありそうだ。
それでは、他の皆さんのデータと比較してみる。
今回、Ryo-ちんさんはSタイヤクラスにエントリー。エンジン仕様が最も近い事からデータを比べてみた。周回数は共に14周。Ryo-ちんさんの午前中のベストラップ1′03.807。平均ラップ1′04.532となった。結果は、私とベストラップのタイム差0.309秒、平均ラップのタイム差0.063秒差だった。
午後は、17周回数でベストラップは、1′03.672。平均タイム1′05.018。結果は、私とベストラップのタイム差0.355秒差、ベストラップのタイム差0.283となった。
総括として、Ryo-ちんさんは、鈴鹿南経験も有りドライビングも上手い。ただ、今回は事前にテストに臨めなかった事から午前中14周回中、11周目にベストラップが出ていた。平均ラップタイムから見て、これは以前走行した時から時間が経過していた事で探りながら走行していたのではないだろうか。午後も16周回中、12周目にベストラップを更新。午前、午後共に後半でタイム更新がされている事からもわかる。
この説を他の参加者から見ると、ヴェリィ(ビート)さんは、ビート乗り南最速男。午前4周目、午後7周目にベストラップを出している。また、最近、鈴鹿南に最も通っていた黄コペHさんも、クールダウン走行を活用し午前8周目、午後7周目にベストラップを出している。
次に平均ラップを比較すると、Ryo-ちんさんより私の方が勝っていた。これは、ラップタイムから判断して、前車に引っかかった場所が悪かったようで、最も悪い時で6秒ロスをしている。私の場合は、最も悪い時でも2秒ロスに押さえた事でタイム差が逆転した原因と思われる。
結果データから見える事は、後半でタイムが出るという事は、練習を積めばクルマの仕様(チューニング)を変更しなくとも、今後の練習で、早い周回にエンジンとタイヤのフレッシュな部分を使えるようになれば1秒〜2秒のタイムアップが出来る。
サーキット走行は、単純にベストラップだけを見て評価するのではなく、自分のリザルトから全周回数の何ラップ目にベストラップが出たのか。平均ラップを割り出す事で、ベストラップから見えない本来の自分の実力を知る事が出来ると思います。そうする事で、今後の練習方法やクルマのポテンシャルを上げて行く指針となり、無闇にコストをかける事無くサーキット走行が楽しむ事が出来るでしよう。
皆で参加して楽しむ、タイムを見て一喜一憂する、終わった後は一人反省し次の練習への活力へ。
サーキットは、ルールを守り、参加者の意識が高ければ最も安全にモータースポーツを楽しめるフィールドです。次回、Enjoy GPは来年2月に開催予定。皆で楽しみましよう!
最後にベストラップ1′04.027。
後半、けにいさん+へのさんゴメンネ画像。
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Posted at 2009/09/24 06:59:26 | |
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