ヤマハ ファクトリーの4連覇で幕を閉じた今年の鈴鹿8時間耐久レース、昨年までの圧倒的なレース運びと違いカワサキとの前半のバトル 雨やセーフティカーによる混乱、ヤマハにミスがあればもしやと思わせるホンダの戦略など今年は8時間レースを楽しめた
デビュー以来レースでその強さを見せつけたヤマハYZF-R1 あのロッシがスウィートと言ったクロスプレーンクランクのエンジンは扱いやすい出力特性で耐久向きなのか
20周年記念カラーを展示していて注目も一番人気だった優勝記念モデルの販売を待ち望んでいる人は多い
今年の目玉 WSBKチャンピオンのジョナサン-レイのカワサキZX-10R 予選でスピードを見せつけ圧倒的なタイムでポールを奪取
惜しくもレースではミスが出てしまったが来年もレイの参戦を楽しみにしている本人もリベンジに燃えているはずだ R1との互角のバトルはここ数年で最高の見ごたえだった
ワークスの復活に期待したホンダは、イベントにお馴染みのフルバンク状態のJSBカラーのCBR1000RRを展示、皆が肘擦りに挑戦していた、こちらもレプソルと共に市販が待たれるレッドブルカラーの評判も良かった
来年はWGPを引退したペドロサでスピード勝負をしてもらいたい、ペドロサは日本で人気があるのでレースも盛り上がるだろう本気のホンダワークスをホンダファンは待っている
台風の影響で土曜のイベントや出店がキャンセルになり開催が危ぶまれた今年の8耐、台風が過ぎ去った早朝から会場の準備に追われた人達やコースの整備をした関係者、そして台風にも関わらず全国から鈴鹿に集まった大勢のライダーやバイク好きのおかげで無事に41回目の8耐を終える事が出来た
以前は減少傾向にあった8耐人気もファンを増やす為に音楽フェスや試乗会などのイベントも近年実施されリターンライダーブームのおかげもあって観客が増えてきた、8時間の長丁場見る方もレースだけでは飽きてしまう耐久レースにはイベントは欠かせない
8耐はレースが終わってもサーキットに残る人が大勢いる、祭りの後の余韻を楽しむ様に表彰式を見る人や各イベントショップのトークショーやジャンケン大会を最後まで楽しむ人々などいつまでも家路に帰ろうとしない、皆この時間が終わってしまうのがさみしいようだ
フィナーレの花火でようやく祭りの終演を心にきざみ それぞれの日常に帰って行く、来年もみんな無事にここ鈴鹿で会おう