スーパーレッジェーラV4を間近で見る機会をもらった
スーパーレッジェーラとはイタリア語で超軽量の意味を示す
ランボルギーニやアストンマーティンのスペシャルな軽量モデルにも使われるこの言葉はドゥカティにとって格別な言葉だ
とにかく外装からフレームやホイールまで全てがカーボンで出来ている、むしろカーボンで無いところを探すのが大変なくらいだ
エンジンと前後のサスペンションが金属で出来ているが所々がチタンのスペシャルな部品が目につく
これだけやってもノーマルとの差は15kgほどらしいからいかにノーマルの車重が軽いかだ、そしてその15kgを削る為の金額がいかに必要かを思い知らされる
スーパーレッジェーラは軽さだけで無くサーキットのラップタイムを削る為のエアロダイナミクスも見所のひとつだ、コーナーリングスピード確保の為のウイングはここまで必要なのか、サーキットのタイムに必要なのはパワーよりもダウンフォースなのか
Moto GPのドゥカティはパワーが優先してコーナーリングスピードが他に劣るイメージがあるがウイングを採用したのはドゥカがコーナーでの安定を狙ってだったな
V4Rでも気になったチェーンのサイズだがやはりスーパーレッジェーラも同じワンサイズ小さなものを採用している、おそらくノーマルV4と比べてメンテやライフの差を約1kg軽量というメリットを採用したのだろう
その高額な値段から公式なレースには参加出来ないスーパーレッジェーラV4、サーキットのラップタイムはWSBマシンに近い値まで来ているそうだ
来年こそは鈴鹿8耐を初め多くのレースが見られる事を望んでいる、そしていつの日にかサンタさんにスーパーレッジェーラを運んで来てもらえる様に木箱の入る大きな靴下を用意して待っていたい