ちょうどバイクに乗り始めた頃にスクリーンで[彼のオートバイと彼女の島]と[ボビーに首ったけ]を見た小説を読んだのは後になってからだ
サーフィンを始めたのは[ボビーに首ったけ]に憧れたからだ、青い海にオートバイそしてサーフィンあの頃は片岡義男さんの小説の主人公に自分を重ねバイクを走らせていた、海岸線を白いTシャツのそでをまくり走らせる小説の描写をじかに肌で感じる瞬間が好きだった
[ボビーに首ったけ]の美味しいアイスクリーム屋さんをさがしに湘南まで行ったりラストシーンの場所を求めて国道126号線から千葉へぬける脇道を探したりと片岡義男さんの小説はバイクの楽しみも同時に教えてもらった
三好礼子さんに会いたくなって彼女が営むペレファ.カフェに行って来た、平日とあってお客も少なくパリダカやSSTRの話しを聞かさせていただいた、恐らくは過去に何度も繰り返し同じ質問をされたであろうと思われるが嫌な顔一つせずに笑顔で対応してくれる三好さんの気さくな姿勢と若々しさに憧れる
店内に飾ってあるパリダカのマシンは砂漠を疾走するのにも関わらずエンジン関係はほぼノーマルに近く驚いた、当時パンク防止のムースタイヤは試作品だったそうだが20年以上たった現在でもその形状を維持している
その他パリダカの裏話や現在お乗りのバイクやSSTRでの出来事などそういえば昨年のSSTRスタート地点のぽんかふえで三好さんのサインを拝見した時に今回のペレファ.カフェを知ったのが始まりだった
片岡義男さんの本に念願だった三好さんのサインをいただいて帰り際にはお見送りまでしてもらいカフェを後にした、バイクに乗り始めてバイクのある生活に憧れてた若い頃を思い出す懐かしい一日になった