3年ぶりに開催された今年の鈴鹿8時間耐久レース注目はHRCでもジョナサン・レイでもなくドゥカティファン待望のパニガーレV4Rの初陣だった!(個人的感想)
3年前はレギュレーションの関係で参戦直前になってV4Rを使う事が出来なくなったチームディライト、あれから8耐中止を挟んで熟成を重ねてきたV4Rの初陣を見ようと今年は金曜から鈴鹿サーキットへ足を運んだ
予選は不安定な天候の中キッチリとタイムを出して基準タイムをクリアでき一安心、天候に翻弄されたチームも後に優遇措置が認められ無事に全チームが決勝グリッドに並んだ
決勝は天気予報もハズレ1日中灼熱になった、熱に厳しいV4Rがこの暑さに8時間果たして持つのか心配になったが結果は転倒やトラブル等あったがなんとか8時間走りきった、途中白煙を吹き上げるV4Rの姿を見た時はやっぱりこの暑さに耐えきれなかったかと落胆したが、しばらくしてまた周回に復帰したときには驚きと感動を覚えた
終わった後に聞いたのだがL2とV4では1気筒あたりのパーツ質量がV4では半分以下だから耐久性が向上しているそうだバランスや精度も新しい分進化してるに違いない、いずれにしろモトGPを見ても海外と国内メーカーの差はかなり近づいたに違いない、むしろアイデアやパフォーマンスでは負けている場面も見られる
パニガーレV4Rは今年はチームディライトの1台だけの参戦となったが来年はEWCや他チームからの参戦も期待したい
残念な事にこの話しを書いている現在も8耐の最終結果が発表されていない、今年のカワサキブースでは3年前の優勝マシンとレイのヘルメットが痛々しい姿で展示してあった、あの時のモヤモヤとした結果が今年も繰り返されるのは残念だし結果いかんでは今後の8耐の在り方も議論されるかも知れない
来年も感動のフィナーレでウイニングランと花火を鑑賞出来るのを期待する
とにかく今年の8耐はパニガーレV4Rよく戦った!で締めたい