トヨタ自動車の今の企業スローガンはFUN TO DRIVE.AGAINだ、いかにもあの豊田社長らしい言葉だが
トヨタには車好きが憧れる楽しい車がデビューする事をいつも期待している
東京に行くとよく訪れる場所が有るお台場のメガウェブだ、トヨタの新車やコンセプトカーだけでなくヒストリーガレージでは世界の名車やトヨタの古いレースカーも見られる
ここに行くと驚くのは海外の方がとても多い事だ、皆 車に乗り込んだり車の前でポーズをとり写真を撮ったりしている
今やトヨタの車はその80%以上が海外で売られている、グループの販売台数はVWや日産グループに抜かれて3位に後退したがメーカー単体では圧倒的にトヨタが世界No.1なのだ、トヨタの車は世界の憧れだ
トヨタはすごい、うちはトヨタとは違う、他の国内メーカーの人がよく言うとの話を聞くほどトヨタは別格なのだ
新型センチュリーの展示や試乗が出来るのもメガウェブならでは、スクエアでシンプルだが各部にこだわりが有るデザインに好感がもてる
とくに驚くのは塗装の平滑性が凄い事だ上面だけでなくサイド面の映り込みが鏡の様な事、ここまでに仕上げるには何度も研磨が必要でその手間と工数は相当のはずだ
新型クラウンの展示も実施していたが今やレクサスとの差別化が難しいクラウンはセンチュリーのオーナードライバーバージョンを次期型で目指したら良いと思った、購入層に合わせておもいっきりコンフォートに振ってスポーティーはレクサスに任せたら差別化が出来る
ちょうどロールスロイスのファントムに対するゴーストの立ち位置だ、センチュリーを自分でハンドルを握りたい車好きの需要は有るはず
今年悲願のルマン制覇を達成したトヨタ、過去のルマンカーの特別展示も実施されていた、ルマンカーは以前のストレートのドラッグを抑える空力重視からの変化が見えて面白い
TS020のデザインは今見てもスポーツカー的でエレガントだ、030になると現代的なデザインでダウンフォースを稼ぐ方向性が解るルマンのストレートにシケインが出来たのも影響している様だ
レース文化の盛んなヨーロッパではトヨタの販売が苦戦しているのはレースでの戦績が少なからず影響している、最近WRCで好調なヤリスがこのところ販売を伸ばしているのは良い兆しだ
WECでも力ずくでポルシェやアウディをねじ伏せていたらと思うと現在のトヨタ 1強が寂しい
2020年からのWECハイパーカー規定で他メーカーの参戦が増えトヨタがヨーロッパメーカーに勝利するのを期待しているもちろんF1復活もだ
何時の日かトヨタのスポーツカーのハンドルを握る日を待ち望んで