HRCの圧倒的2連覇で幕を閉じた鈴鹿8時間耐久ロードレースに今年は金曜日の予選からサーキットに足を運んだ、決勝までの3日間雨に降られたのはゴール直前の通り雨だけで天候に恵まれた大会になった
チーム ディライトのドゥカティ パニガーレ V4Rは見事総合29位199周を走りぬいて完走した
V4Rは予選からノントラブルで転倒も無く8耐を戦いぬいたチームのライダーやメカニック、サポーターを讃えたい
レース後にディライト店舗で見た今年のマシンは多くの部品がノーマルと同じでエンジンコンピューターも市販のままだそうだ、本戦マシンと予備のTカーどちらも無転倒でキレイな状態だったが決勝を戦い抜いたマシンの8時間の爪痕は見どころ満載だ、来年もさらなる上位進出を狙ってチャレンジを期待したい
ドゥカティは壊れやすいや熱に弱いは昔の話しで最新モデルは国内メーカーに匹敵する信頼性を持っている事を証明出来た、もっとも今回のレースでのリタイアはわずかに2台だけと最新バイクの信頼性には驚かされる
EWC参戦のBMWは最新のM1000RRを持ち込んだ、FrのウイングはもはやMoto GPなみだ空力ディバイスに関しては海外メーカーの方が進んでいる、市販モデルにレースのイメージをさかんにアピールする姿勢を国内勢も見習ってほしい
アプリリアのRSV4は直前までのゴタゴタにもめげすSST部門3位入賞をはたす、V4Rと同じV4レイアウトで排気量オーバー分の性能調整も気になるがライダーも速く今回1番の驚きだ
今年の8耐は観客数の減少が話題になっている、確かにフェスや遊園地開放で総数は入っているように見えるが肝心のレース場で見学している人が目立って減っている
来年はより面白いレースで満員のグランドスタンドやコースサイドが見れるのを楽しみにしている、それにはメーカーや我々バイク乗りのアピールがもっと必要だ