MotoGPとWSBK 今年の開幕戦は共にドゥカティが征した
特にSBKはパニガーレV4Rのデビューウィンだ、伝統のLツインを捨てて勝つためにMotoGP譲りのV4エンジンにスイッチした、SBKはレギュレーションで改造範囲が縛られている為各メーカーは市販車の性能アップにしのぎを削る、時にはレギュレーションで変更出来ないエンジン内部の部品にスペシャルパーツを使った限定モデルを出すのはその為だ
ドゥカティはSBKレギュレーションの外装のウイングパーツに規制が無い事に目をつけ、市販のV4Rにウイングを付けて来た、来年以降レギュレーションが変更されないのなら各社にウイング付きのバイクがデビューするはず、MotoGPではほぼ全ての車両で何らかのウイングが付けられているので効果は有るはず
SBKはそのレギュレーションから市販車の性能が優遇される、勝ちたければ速い市販バイクを出せば良いそう言っている、その結果今やSBK用のバイクはMotoGPに限りない近づいて来た、230ps 15000rpmはMotoGP創設時代のスペックだ、今ではそのバイクに誰でも乗ることが出来る、それを可能にしているのは数々の電子制御の進歩のおかげだ
無塗装のアルミ地のタンクはドゥカティRの証だ、塗装の重量さえ軽量化する表れか、どうせレースでは交換するのでとりあえず付けて置いたにも見える、その辺りの武骨な拘りがV4Rには随所に見られる、デザインなんてレースには必要無い見た目よりも効果を取ったとアピールしている
ボリュームの増したカウル類も全て冷却効率やストレートでの空力の為だ、ノーマルのV4のほうがスリムでエレガントなイメージになっている、アッパーカウルは同型状に見えたが2台見比べると微妙に形状が違い、分厚いサイドカウルにつながる様になだらかなラインになっている、この辺りにも手を抜かない空力に対する拘りが見える
マフラーの取り回しも専用品だ、クラッチはひさびさにドゥカに復活した乾式クラッチで懐かしい音を響かせるかと思いきやカバーのおかげでほとんどノーマルと変わらない
レースに勝つためのV4Rはけっしてノーマルの様なエレガントなバイクではない、むしろ武骨で荒々し改造車のイメージだ悪く言うと格好良いスーパーカーにウイングやカナードを取り付けたGT3マシンのイメージだ、そんなので公道を走行する姿を見ている周りの方が危なっかしく思う
だがV4Rにはその全てを凌駕する妖艶なイメージを醸し出す、こいつに手を出したら危ない、だがとことん迄のめり込みたいそんな危険なイタリアン レディに見える
伝統のLツインのファイルエディションこちらはまさしくエレガントで美しいスレンダーな美女だ、少々じゃじゃ馬で気難しいが意外と包容力もある、何より体の全ての曲線が女性らしくセクシーだ
特にこの小ぶりなヒップラインにウエストのクビレがたまらない、付いているパーツもスペシャルで性能も申し分ない、一緒に居ても眺めても最高の気分にしてくれるだろう、きっと周りからのヤキモチの視線が痛いくらい刺さるはず
スレンダーでいてナイスボディでそして美人なイタリアンレディ、ドゥカティ伝統のLツイントップモデル ファイルその魅力は計り知れない
かつてポルシェが経営難に陥った時にポルシェを救ったのはカイエンだった、スポーツカーメーカーがSUVを出すなんて当時のポルシェ乗りの誰もが非難した、だが高級SUVと言う新しいジャンルに市場は反応した、新しい顧客を生み出し今ではボートショーで見たランボルギーニやロールスロイスまでもがSUVを作る時代になった
味をしめたポルシェは高級セダンのパナメーラを追加しさらに業績を伸ばす、復活したポルシェが次にちからを入れたのは伝統のRR 911である、業績不振の時にはもうRRの911は終了させたほうが良いと周りに何度も提言されたそうだ、それでも市場がそうさせなかった911はやっぱりRRそう思っているマニアが沢山居ることに気づいた
ポルシェはいまレースの世界ではRRを捨てミッドシップに切り替えている、だが911はずっとRRを維持し続けるだろうそれはポルシェが一番良く理解しているからだ
ドゥカティもドゥカマニアが居る限りLツインは造り続けるはずだ、V4のサイドに有る ドゥカティ コルセ のステッカーこれはドゥカティのレース部門を扱う証だ、そのトップはあのフェラーリF1に居たドメニカリだ期待しないはずはない
赤いイタリア美女その妖艶な魅力に負けそうだ、イタリア娘を打ち負かす清楚で芯のしっかりした大和撫子もすてがたい
一夫多妻制を維持できる甲斐性のある人達が羨ましい