
梅雨明け間近のマリーナでロールス-ロイスの展示会が開かれたので覗いてきた
今年からマリーナの運営母体が取扱いを引き継いだそうでボートオーナー向けに販売促進を狙っての事らしい、車が売れなくなって販売競争が激化することは目に見えている、より利益を追及するには好調な超リッチマン層をターゲットにする戦略は世界的な流れだ

最近はすっかりお馴染みになりつつあるクリスタルのフライングレディ 上品なフロスト加工で嫌味な主張をせずたたずんでいる、今やオーナーの好みで色々な加工や装飾が出来るそうだがこのぐらいのおしとやかさが日本の大和撫子ぽい

販売好調なカリナンはロールスらしからぬ土の匂いが似合う車だ、ゴルフやグランピングには最高のシチュエーションだろう勿論海にだって似合う、今回はダーク系のボディカラーにスポーティーなカーボンのマスコットを装着して一瞬ブラックバッヂに見間違えた、この車が1台あればどんな場面にも使えるがそんな人は恐らくいないだろう

マリーナが会場とあってひときわ輝いていたのは全身をホワイトでコーディネートしたドーンだ
やっぱり青い海には白が良く似合う、そして青い空が手に入るオープンが最高だ、しばらく運転席で想いにふけてしまった

まっ白なドーンでマリーナまでオープンドライブそしてまっ白なクルーザーで青い海原をクルージング、強烈な空調の冷気が焼けた肌をクールダウンしながら帰路に着く
いかした格好良いセレブのイメージが幾重にも頭の中を駆け巡る、ロールスの顧客は今 若い人が増え来ているそうだがドーンのイメージは静かで落ち着きのある見た目だが内面はアクティブなおじさんが似合う

しばらく担当の方とお話をしてアイスコーヒーで火照った頭を冷やしたらようやく手元のカップやお菓子にロールスのエンブレムが、こういうところはブランドイメージを大切にする海外メーカーを見習いたい
いつか純白のロールスが似合うオヤジになってマリーナにドーンと横付けしてやる (笑)