
今日はXJ9512のスピンドルを作り直して、1クラス上の精度を追求します。
何故作り直すかと言うと、軸が0.1以下ですがフレているので精度は出ないしビビり振動するわでエンドミルの寿命が大変短いのと切削抵抗も大きくて切り込み量を増やすと振動します。
これには前から気が付いていたんだけど、どうしようも無くて放置してました。
サーボ化して行くに当たって精度を出して卓上フライス以上の精度を追求したいと思ってます。
でっフレの原因はMTスリーブです。多分??
いや間違いないと思う(^^)
なので構想としては、MTスリーブを精度と剛性の高いのに交換して、主軸モーターをダイレクトにスリーブに取付ます。
回転数が少し落ちますが、それでも主軸モーターは最大6000回転有るのでそこそこイケるはず。
スリーブですが、これは田倉工具さんから購入しました。

精度も良く焼き入れ済みです。
ただ、このままでは使えないんで加工します。
まずは引ネジ用の穴を開ける。
。
。。
硬い。。
イヤイヤ硬すぎです( ̄∇ ̄)
ドリルじゃ刃が瞬殺でやられたんで、超硬エンドミルで薄く薄くヘリカルで穴を開けて行きます。
深穴径13mmの深さ45mmに6時間ほど掛かりましたが、なんとか穴空きました。
次にモーターのブラケットと切粉防止用のガードも作成!

大体これで準備が出来たかな?
ではXJ9512のスピンドルを外して分解します。
メンテナンスをあまり考えずに改造しているので色々と取り外す必要があります。

主軸が外れたので清掃してベアリングを外します。以前にも交換したんですが硬いのでスライドハンマーで叩き抜きました。

ベアリング交換です。
今回使用するスリーブは外径35mm有るので
合わせて変更します。

ちなみにXJ9512の純正のスリーブ径は30mmなので剛性はかなり上がります。
ちなみに純正スリーブは焼き入れされて無いです。恐らく45C相当かな。
精度もかなり悪いです。ベアリングがサクっ入りません。
加工が終わったので
いよいよ組み付け!(^^)
グリスアップ忘れずに。。。
まずはスリーブに止め輪を付けてベアリングを入れます。
スリーブをスピンドルに入れます。
スーと入ります。気持ち良い。
完成です。
めちゃくちゃ軽くスピンドルが回転します!!
目視で見る限りはフレは無さそう(^^)
以前は目視出来たくらい悪かった。
調整はまた後で追い込みますが、既に満足(^^)
今日はここまで。
Posted at 2022/05/29 21:13:20 | |
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