フライスの調整が完了したので確認がてら試験切削を行います。
題材はこれ、
4連スロットルに付けるバキュームタンク用のブラケットです。
かなり前のブログで書いてますが現状はステンの板を使ってます。
しかし形状が少し合わなくて重いんです。
なので削り出します。
XJ9512をCNC化した最初の頃に削り出してみたら、こんな感じになりました。
単にCNC化してもXY Z軸が自動で動くだけで全然使いものにならないと思い知らされました。
その後にあれやこれやと改造したので、これがどんな風になるか楽しみです。
あまり変わらなかったら落ち込みます(^^)
さて、試験切削を開始します。A5052が材料です。厚み30mm。
最初の切削条件は使い古したエンドミル6mmで回転数は3500rpm 送り速度150mm/mim送り量は6mmです。主軸の回転数は12000回転まで上げれるので送り速度を上げれますが危ない気がします。
荒削りが終わりました。
切削目が綺麗だし脱調も無いので、まだまだ条件上げれそうですね(^^)
思いの他上手く出来たので切削したパーツを仕上げしていきます。
OSG製エンドミル6mm刃長30mmで仕上げます。
次に表明を面切削します。エンドミルは経6mm刃長9mmです。条件は同じ。
それなりに綺麗ですね。
反対側も面切削して切り落とします。
ここで条件を変えて試します。
溝加工と同じ位は負荷が重いですが送り量を5mmで送り速度は250mm,回転数は6000rpm
結果はテーブルが振動してしまいますが、切削は特に問題無し。
面を変えて穴開けとザグリです。
ようやく完成!
今回の試験切削で判った事はZ軸は完璧です。
ただ条件を厳しくするとXY軸がフニャフニャなので条件がボトルネックで制約される。
やるならXY軸もリニアシャフト入れて補強した方が良いですね(^^)
でもお金が無い!
それと振動が有るので制振した方が良い。
いずれにしろエンドミルが中古で何回も使った刃物だから新品のエンドミルなら1.5倍は条件は上げれそうかな?!
なんにせよ、
ようやくハチロク部品を作れそう。
なにから作るかな〜
沢山作りたい部品が有るので少しずつ加工したいです(^^)
でもXJ9512を改造して部品作るより普通に売られている部品を買った方が安かったとか有るかも( ̄∇ ̄)
今日はここまで。
Posted at 2021/11/03 21:11:14 | |
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