今日はXJ9512CNCの各軸に取付てあるモーターをサーボモーター化するべく準備していきます。
私の XJ9512はCNC化に際して1番安くすむステッピングモーターを使用して構成されています。
ステッピングモーターの制御基板はAmazonで4000円位出せば購入できますし、モーター自体も安いんで安価でCNC化出来てしまうんです。
ただ安いだけにデメリットが有ります。
1.制御周期が遅い。
送り速度があまり上げられない。
速度を上げるとトルクが落ちて脱調しやすくなる。精度もイマイチ。
2.分解能が200または400しか無いんでスムーズに動かない。特に負荷制御加工すると荒さが良く判るし、動作中に一瞬止まる場合が有りビビり音の発生原因にもなっている。
3.重負荷の切削条件だと脱調しやすく条件が上げられない。
と、言うような感じです。
趣味で部品を削り出すにはステッピングモーターでも性能は充分なんですが、切削条件が上げられないんで加工時間が長くなります。
3D加工で少し複雑になると加工時間が10時間とかなるので待ってられません。
なので、サーボモーター化しようと思います。
サーボ化のメリットは概ねステッピングの逆です。
サーボ化にはモーターだけでなく色々と部品が必要なのでコントロールBOXを作って一括管理出来るようにしていきます。
まずは必要な部品を揃えて配置していきます。
ブレーカーや端子台、フィルター、リレー、電源を配置します。
等。
部品配置は配線をどうするかを良く考えて配置します。
特に私は配線図は作らない派なのでAC100V側から順になるように配置します。
配置し終わったら配線していきます。
これが1番大変です。
AC100Vを使うので漏電しないように綺麗に配線していきます。
大体終わったらサーボモーターのアンプを配置します。
サーボモーターは安川電気製のSGDVシリーズの200Wと400Wを使用します。
電子部品の不足で入手に6ヶ月と時間が掛かりました。
かなり出来てきた。
妙に重くなったけど、まあ仕方ない。
中々の詰まった収まり具合ですね。
今日はここまで。
Posted at 2022/05/04 08:01:18 | |
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