
今日はかなり以前から準備していた駆動軸モーターをサーボモーター化していきます。
サーボモーターは安川電機製のΣVシリーズでX Y軸は200W Z軸は400Wです。
全軸を400Wにしたかったんですが入手が困難でした( ̄ー ̄)
制御BOXは前に設置済みですが、Mach3って言う動作ソフトの使い方が良く判らなかったんで、躊躇してました。
ただ切削して部品を作り出す過程でどうしてもパルスモーターだとトルク不足による脱調や仕上げが荒くなるのを痛感したので、やはりサーボ化しかないなと言う事で交換していきます。
今回はサーボモーターなので回転数に余裕が有るので減速させてトルクも上げます。
取付るとこんな感じです。

ベルトドライブで構成しておきました。
X軸、Y軸が完了したので次はZ軸。
Z軸は減速はしません。
なぜなら400Wのモーターなので(^^)
モーターを組付けたらソフトを立ち上げて設定していきます。

設定自体はさほど難しくは無いんだけど、見慣れない単語を訳す必要が有ったのが面倒でした。
重要なのは基本的な事だけ。
1.mm進む距離のパルス数を間違え無い事。
出力周波数を間違え無い事。
バックラッシュを取る事。
これだけ間違え無ければ動かせます。他にも面倒なポート設定とか有りますけど( ̄ー ̄)
Mach3は沢山の拡張機能が有りますが、おいおい確認していけば良いでしょう。
設定が終われば試験切削します。
精度を確認します。
X Yは全然良い感じです(^^)

円は微妙。。。

径30mmに対して0.5ほどズレます。なぜかなぁ( ̄ー ̄)
前のステッピングモーターでもズレたんだよな〜
バックラッシュが大きいのかな。
誰か教えて〜
さて、サーボモーターに変えた感想は
とても滑らかに動きます。だって1mm当たりのパルス数2000なのでステッピングモーターの5倍です。
また送り速度を上げても余裕な感じで切削します。どちらかと言うと主軸モーターのトルク不足を感じました。
やっぱり減速しようかな。
スピンドルも作り直そうかな。
にしても、とても安定してるのでまずは機械の最適条件を見つけていこう。
ようやく半年掛かったサーボモーター化の巻が完結しました。
今後が楽しくなります。
早く削り出そう(^^)
今日はここまで。
Posted at 2022/09/14 19:31:38 | |
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