
EVに充電している実際の電力を確認するために購入した「
Oregon 電力計 無線 節電アドバイザー ecoco EMS100J」の話です。
説明編、
設置編、
計測編に続き今回は補正編になる筈でしたが…
冒頭写真は6kW普通充電器で40kWリーフに充電をしている際の消費電力です。
5.48kWとやはり6kWより少なめに値が表示されています。
今回補正編を計画するきっかけとなったのが計測編で3kWで充電している筈のi-MiEVの電力消費が2.4kWと少な目に表示されていたことが原因です。
積算電力量も中電のスマートメータからの情報と比較して少なめだったことも付け加えておきます。
さて、このEMS100Jの出力が本当に正しいのか、誤差があるのであれば実際の値と表示値の差から補正ができるのではないかというのが今回の目的になります。
実際の値と表示値の差を比較するにはどうすればよいか…
手元にはワットチェッカーと、もどきのテーブルタップの2台があります。
家では冷蔵庫やら冷凍庫、防湿庫にPCと様々な電気機器が動いていますので、比較のために一度全て死んでもらいました。
電気を食うのでナイトタイムに試験を…と思い、ナイトタイムを待って試験を開始しようとしたところ真っ暗…(^^;
当たり前ですね。w
モバイルバッテリにLED証明を繋いだり、LEDランタンを使って光源を確保しました。
EMS100Jを充電器から家庭用の分電盤に繋ぎなおして計測開始!
以下似たような画面が続いてすみません。(^^;

お~、待機電力0の0W状態です。

上のタップ式のワットチェッカーにドライヤーを繋いで、冷風にしてみました。
チェッカー:36W
EMS100J:0.04kW
四捨五入されているのか誤差なのかは不明ですが、まぁだいたい同じ値です。

ドライヤーを温風のLowに
チェッカー:610W
EMS100J:0.63kW
20W程誤差が出ています。が、EMS100Jの方が大きい。

ドライヤーを温風のHiに
チェッカー:1080W
EMS100J:1.07kW
先ほどよりは誤差が10W程度に小さくなりました。そしてEMS100Jの方が小さい。
ここで2台目としてホットプレートを投入です。

ドライヤーを温風のHi、ホットプレートMAX
ドライヤーのチェッカー:1055W
ホットプレートのチェッカー:1083W
EMS100J:2.10kW
誤差40W弱でEMS100Jの方が小さい値です。
あれ?そんなに誤差が大きくない…
そういえば、ワットチェッカーとタップ内蔵のチェッカーの誤差を調べてませんでした。

ドライヤーの温風をHiでワットチェッカーに接続
ワットチェッカー:1145W
EMS100J:1.09kW
あれ?ワットチェッカーの方が少し大きく消費電力が出るのかな?
ドライヤーとホットプレートを逆にしてみました。

ドライヤーを温風のHi、ホットプレートMAX
ドライヤーのチェッカー:1101W
ホットプレートのチェッカー:1075W
EMS100J:2.13kW
誤差40W弱でEMS100Jの方が小さい値です。
2kW近辺の誤差はそんなに大きくないようです。はて?
少なくともEMS100Jの計測値は2kW近辺では悪くないですね。
これなら補正の必要がありません。
これはまさか、中電のスマートメータの方が怪しいのではないか?
しかも結構多めに計測されているのではないか?滝汗
EMS100J:9.8kW
スマートメータ:11.2kWh
実際こんな方もいたようだし
うちはここほど酷いことにはなっていないようです。
かくなるうえは中電に計測の依頼をしてみるか?
その前にBルートサービスの申し込みをしているのでWi-SUNデバイスを購入して消費電力のリアルタイム値を直接確認して、さらなる材料を積み重ねたうえで中電に文句を言うか?
今回でEMS100Jの話はめでたく終る予定でしたが、なんだか後味の悪い結果になってしまった。
なぜか自分で色々と調べるとドツボにはまるパターンが多いけど、今回も…ですね。w
ブログ一覧 |
ガジェット | 趣味
Posted at
2019/03/04 23:08:26