
ブログネタに困ったら映画の話題、とはいえ今回の作品は先日22日にWOWOWで字幕版が初放映されたばかりなので、丁度よい話題です。
今日は休みでしたので、天気がよければクロスバイクで浜名湖一周でもと思って早起きしてみましたが...思いっきり朝焼け。
出かけて雨に降られたのではたまらないので、録画した本作を早速チェックがてら鑑賞しました。
結局雨は午後になってから降ったので、出かけられたのですが...
さて本作は2018年公開のアメリカ作品です。日本では翌2019年4月に公開されました。
そして今年の5月末より4DX版が上映されています。
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映画『ハンターキラー 潜航せよ』(公式サイト)
内容としては「潜航せよ」の文字どおり、潜水艦を題材にしたミリタリー作品です。
潜水艦を題材にした映画に外れはないよね、というのが映画好きあるあるなのですが...

おい!公式サイト、自らハードル上げてるじゃん。
というのが公開当時の感想でしたw
公式サイトでも挙げられてる、Uボート、レッド・オクトーバーを追え!、クリムゾン・タイド以外にも、K-19、眼下の敵など潜水艦を題材にした映画は名作ぞろいです。
ストーリーは米海軍原子力潜水艦の元艦長ジョージ・ウォーレスと、ジャーナリストで作家のドン・キースが2012年に共同執筆した同名小説が原作になっています。
ロシア近海で1隻の米海軍原子力潜水艦が姿を消した。ジョー・グラス艦長率いる攻撃型原潜“ハンターキラー”は捜索に向かった先で、無残に沈んだロシア原潜を発見、生存者の艦長を捕虜とする。同じ頃、地上ではネイビーシールズ精鋭部隊の極秘偵察により、ロシア国内で世界を揺るがす壮大な陰謀が企てられていることが判明する。
監督のドノヴァン・マーシュは本作が長編2作目で、ほぼ無名の監督ですが、キャストがすごい。
潜水艦アーカンソーの艦長はジェラルド・バトラーが演じていますが、映画「オペラ座の怪人」でファントムを演じて有名になった役者です。
統合参謀本部議長のゲイリー・オールドマンは言わずもがなな名優。
NSAの女性局員はリンダ・カーデリーニ、グリーンブックではトニー・“リップ”・ヴァレロンガの妻を演じたほか、TVシリーズ「ER 緊急救命室」の看護師サマンサ・タガートの印象が自分では強いです。
潜水艦アンドロポフの艦長を演じたミカエル・ニクヴィストは『ミレニアム』三部作で、記者ミカエル・ブルムクヴィスト役が当たり役かと、ちなみに2017年に肺癌で逝去され、本作が最後の出演作になりました。
また製作陣のジョン・トンプソンも2018年1月に白血病のため逝去されました。
このことからエンドロール手前で、二人に本作を捧ぐメッセージが出ます。
で、気になる作品評ですが...公式サイトの「今再び、あの名言が証明される-」と自信満々に謳われているように、最高の作品内容です。
単なる潜水艦のみの内容ではなく、国防省とNSA、Navy SEALsも絡み合って緊張の展開が続き、ストーリーの流れに全く無駄がありません、起きた出来事が変な伏線にならず、後々の出来事の全てに繋がっていく様は見ていて爽快です。
唯一ロシア連邦のクーデターが絵空事っぽいかなw
2019年夏にブルーレイとDVDがリリースされましたが、これは絶対にWOWOWで放送される筈と、待ち望んでいました。
最近では半年すれば放送されるのに、1年とはちょっと待たされすぎでしたが、無事にTSファイルとして保存できました。永久保存版ですw
本作を見て、他の潜水艦映画も観直したくなってきました。
ちなみに「U・ボート」(原題:Das Boot)は日本では1982年に映画で公開されたものが有名ですが、これはテレビシリーズとして製作されたものを映画にまとめた作品になります。このテレビシリーズのDVD集も持ってるので暇なときに観たいですね。
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Posted at
2020/07/24 21:27:12