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2020年09月26日

ペダリングモニター

ペダリングモニター 自転車をどれだけのパワーで駆動しているか、パワーセンサーを使っています。

ロードの走行記録は
パワーメーター

製品としては「SGY-PW510A80GL」でFC-R8000の左クランクにひずみゲージが付いて、クランクにかかった力を計測するものです。
その後パイオニアのSGX-CA600を購入し、これを表示器として使用しています。

格安Garminマウントでパイオニアのサイコンを使う

SGX-CA600を使っていると、本来ペダリングモニターで表示される箇所の値が全て空欄になっているので寂しい限りです。

ということで、程度のよいペダリングモニターの中古品がお安く売られていましたので、ゲットしてみました。

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FC-R8000ベースの左右計測タイプです。

FC-R8000ってことは11速の新しい仕様のクランクになるけど、どの車両に付けるのかというと...

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こちらの105のクランク FC-5750が付いたFENIXになります。

FC-5750ってことは10速用のクランクで、FENIXはこれ以外は67系ULTEGRAで構成されていますので、2×10速仕様のコンポーネントになります。
そこに11速新仕様のULTEGRA FC-R8000を付けて大丈夫か?という疑問が出てきますが...シマノの互換表では「互換なし」になっていて、使用はできないことになっています。

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そもそも11速のシステムなので10速用で使えるとされていません。
フロントディレイラーに至っては、新仕様なので同じ11速同士でも旧仕様のFD-6800とは互換なしということになっています。

さて、この新仕様、何が旧仕様と違うのかというと...

alt
アウターのチェーンリングの位置が旧仕様と比較すると0.4mm外側に出ているのが違いになります。

シマノの説明では、旧仕様のフロントディレイラーはこの0.4mm増えた移動量に対応していないので使えません、ということのようで...

0.4mm?今使っているFD-6770は、インナーとアウターの両方のポジションでガイドプレートの位置が微調整できるから行けるんじゃね?
という自己判断&責任での元で試してみることにしました。

ちなみにチェーンに関しては、10速と11速でそもそもサイズが違うから駄目だろうと思われるかもしれないですが、チェーンのコマ間の寸法は8速でも11速でも同じ12.7mmです。
そしてチェーンの外幅は11速が 5.62mm で10速の 5.88mm より薄くなっているのですが、内寸に関しては 2.22mm と同じなのです。
シマノでは10速用と11速用のチェーンリングは別物だけど、他社の互換チェーンリングなどは10速も11速も同じだったりするしw

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ということで、交換してチェーンも張ってみました。
同じ50-34のコンパクトクランクだったので、フロントディレイラーの位置調整もせず取り付けは完了しました。

R8000のクランクって写真で太いなぁと思っていましたが、実物を見て改めて「太っ!」

FENIXは今までクランク本体が105、さらに左クランクアームのみR8000のパワーセンサーという変則な状態でしたが、今回で全てULTEGRAブランドに統一されました。
クランクだけが67系ではなくR8000系だけどw

気になるフロントディレイラーですが、今までの調整のままでは、やはりアウター位置で、チェーンとガイドプレートが当たっています。
微調整っと...アウター/インナー共にFD-6770の調整説明の範囲に収まりました。

あとは実走してどうか?という点ですね。
気になるのはチェーン落ちですが、インナーにはお守り程度にチェーンキャッチャーが付いているし、そもそもアウターは外に位置がズレて、本来は0.4mm足りないと言っているのだからそれ以上に動く可能性はなく、外に落ちる可能性は少ないのでは?と考えています。

ま、全ては自己責任です。

さて、肝心のペダリングモニター機能は...

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きちんと表示されました。
左クランクを手で回している状態ですが、左右クランクのパワーとベクトル表示がされています。

今まで付いていたパワーセンサーは単に 何W 出てるよ、という数値のみの表示でしたが、ペダリングモニターでは左右のパワー量とクランクの30度毎のパワーベクトルが表示され視覚できます。

所詮そんなにパワーも出ていないし、左右のペダリングの差を見て何か走るプラスになるの?と言えば全くないですが、気分の問題かとw

余った今までの SGY-PW510A80GL は他の車両に付けよう!

ガジェット大好きおじさんの自己満足でした。
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Posted at 2020/09/26 04:08:01

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この記事へのコメント

2020年9月26日 5:59
パワーメータは歪率計なので指定クランクでないと正確に測れないんじゃないかと思ってました
どの程度違うのかは未知です!
チェーンリングのオフセット0.5mmなら9速クランク用のスペーサーが有ったと思います売ってるかは謎ですが
9速は10速よりスプロケ幅が1mm広いから、というかロード用10速だけが狭いの
でも誤差の範疇で無いかな? と思います
間違ってたらスミマセン

コメントへの返答
2020年9月26日 12:24
パイオニアの初期の製品は自分で買ったクランクを送って、ひずみゲージを貼って校正されたものを送り返してもらう仕組みでしたが、その後シマノのクランクをパイオニアが加工・校正したものを販売する形式になりました。
このR8000もパイオニアで校正済みのものです。
本日慣れた道を試走してみて、一つ前に使っていた(同じメーカですが)パイオニアのパワーセンサーとほぼ同じ値だったので誤差は大きくないようです。
ちなみに一つ前に使っていたパワーセンサーは、ハブ計測タイプのパワータップG3と一緒に使って、双方でほぼ同じ値だったので、メーカは違えど誤差はそんなにないことを確認はしています。

BBのシェル幅は今や複雑怪奇ですよね。
シマノの場合、何速というよりボトムブラケットの規格に左右されますよね。ロードの現在のボトムブラケット規格は、ホローテックII、オクタリンク、スクエアタイプになります。
同じホローテックIIのクランクなら問題なくはまるのですが、ホローテックIIのフロント2速のチェーンラインが新・旧の2タイプ出てきてさらに混迷を極めています。
新タイプは今回説明のアウターが外に0.4mmオフセットしたものになります。
すでにひずみゲージの貼られたクランクがR8000なので、クランクそのもののアウターチェーンリングが0.4mm外にずれているので、スペーサなどで調整できないのです。

0.4mmぐらいなら誤差の範囲内だと思うのですが、天下のシマノが「互換性なし」と言うので、自転車屋さんなどではもれなく保証外になることから作業はお断りされますw
自己責任で、となるわけですね。

この辺りの話題、一つのブログネタになりそうですねw
2020年9月26日 8:37
この頃 ワタシィには難解な内容のブログが続いてませんか? 

前半のギヤ比ですが 自動車のギヤ比 繋がりが悪いやの文句を言う人も居ます(ワタシィではありません)自転車のギヤ比って 人力の駆動ですから 結構重要なんですか? 

自動車だとギヤの繋がりが少々悪くても 頑張るのはエンジンさんのみですから(笑)
コメントへの返答
2020年9月26日 13:16
お~!申し訳ないです。
適度にネタを選択せねばw

私もこの頃は50/34はちょっと繋がりが悪いと思いはじめ、52/36派になりつつあります。
漢は昔ながらの53/39なのでしょうけどね。
人力駆動なので、結構重要です。

エンジンが非力なので大変ですw
私はショートボアのショートストローク、単気筒なので...
2020年9月26日 12:57
良く見てなかったゴメン パワーセンサーだけ買ったものと勘違いしてました
新規格は確かに共通規格になってるので旧式とは完全互換では無いですよね?
コメントへの返答
2020年9月26日 13:31
パワーセンサーの件、いえいえ、大丈夫ですよ!

旧式とは互換なしとなってはいますが、旧式を捨てて新しいものを売りたいシマノのことなので、0.4mmくらい誤差範囲で吸収できるだろうと思っていましたが、今の所成功です。

FDだけ新タイプのDi2にすればいいのでは?と思いましたが、動きませんでした。
シマノのDi2ソフトe-tubeで確認したら、10速と11速でシステムが違うからと混在そのものを拒否されてる状態で、徹底してるなぁ~と、だれかファーム解析して何でもできるようにしてくれないかなw
2020年9月26日 23:28
自転車の世界って、想像以上に互換性が複雑なんですね。

クランクの変形量でパワーを計る!
今はどのスポーツでも同じような事をしているんでしょうね。

少し年上のおじさんの40年前からは想像もつきません。

こうやってワールドレコードが更新されていくのでしょうか?
コメントへの返答
2020年9月27日 5:10
時代の流れに合わせて(と言っても、その流行もメーカが作っているのですが)自転車も変わってきているので、規格というか仕様が増えて、古いものも残しているので複雑になっています。
一番の原因は変速数の増加ですが、今回のチェーンラインに関してはリムブレーキからディスクブレーキが主体になりつつあるのが原因です。前後ホイール共にディスクローターを入れるためにフロント・リア共にエンド幅と言ってハブ長が長くなったのです。
で、リアエンド幅が長くなると、スプロケット位置が以前より外側になります。このためにフロントギアのインナー位置にチェーンがあった時にスプロケット(リアギア)の外側を位置を選択するとチェーンラインは斜めになっていくのですが、フロントギアのアウターギアをこする状態が出てきました。
これを避けるために0.4mmアウターギア位置をオフセットしたというのが今回の新仕様です。
同じコンポーネントメーカ内でこの有様なので、メーカの数だけ複雑になっています。
最たるものがボトムブラケットの規格ですね。ネジ式から圧入式まで、規格乱立ですw
これもブログでネタにすれば面白いですが、車系のブログだと...

金属にひずみゲージを貼りつけて変形から応力を計測するというのは、よく知られていますが、パワー計測に応用されるとは面白いですよね。
今回紹介のR8000のクランクを見ても判るように、コンポーネントメーカは加えられた力をロスしないようにクランクをどんどん太くして変形しないようにしています。が、その変形を利用しているなんて、矛盾しててこれまた面白いです。
色んな競技でこういった計測はどんどん使われていますね。

自転車競技の場合、その選手の発生できるパワーを把握できれば、瞬間のパワーから、それをどれだけ持続できるかが算出できてしまうので、山登りなどパワーの出し過ぎが判断できて、昔ながらの体力が持つか持たないか分からない状態での競り合いが無くなって、すこしつまらなくはなっています。
こういった競技の展開にまで使われているのが最近ですね。

ワールドレコードの更新には間違いなく使われていますね。
アワーレコードと言って、1時間自転車を漕いで何キロ走るかを競う記録があるのですが、これなどはパワーメータなしでは成り立たないと思います。

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「今夜はこれでした、私たちが光と想うすべて」
何シテル?   08/02 23:03
今のところメイン使用であるS2000と、その他車や自転車、ガジェット類諸々を話題に。 リーフ契約を機に、みんからを始めました。しばらくはリーフ関連の話題が中心...
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