
自転車をどれだけのパワーで駆動しているか、パワーセンサーを使っています。
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ロードの走行記録は
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パワーメーター
製品としては「SGY-PW510A80GL」でFC-R8000の左クランクにひずみゲージが付いて、クランクにかかった力を計測するものです。
その後パイオニアのSGX-CA600を購入し、これを表示器として使用しています。
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格安Garminマウントでパイオニアのサイコンを使う
SGX-CA600を使っていると、本来ペダリングモニターで表示される箇所の値が全て空欄になっているので寂しい限りです。
ということで、程度のよいペダリングモニターの中古品がお安く売られていましたので、ゲットしてみました。

FC-R8000ベースの左右計測タイプです。
FC-R8000ってことは11速の新しい仕様のクランクになるけど、どの車両に付けるのかというと...

こちらの105のクランク FC-5750が付いたFENIXになります。
FC-5750ってことは10速用のクランクで、FENIXはこれ以外は67系ULTEGRAで構成されていますので、2×10速仕様のコンポーネントになります。
そこに11速新仕様のULTEGRA FC-R8000を付けて大丈夫か?という疑問が出てきますが...シマノの互換表では「互換なし」になっていて、使用はできないことになっています。

そもそも11速のシステムなので10速用で使えるとされていません。
フロントディレイラーに至っては、新仕様なので同じ11速同士でも旧仕様のFD-6800とは互換なしということになっています。
さて、この新仕様、何が旧仕様と違うのかというと...

アウターのチェーンリングの位置が旧仕様と比較すると0.4mm外側に出ているのが違いになります。
シマノの説明では、旧仕様のフロントディレイラーはこの0.4mm増えた移動量に対応していないので使えません、ということのようで...
0.4mm?今使っているFD-6770は、インナーとアウターの両方のポジションでガイドプレートの位置が微調整できるから行けるんじゃね?
という自己判断&責任での元で試してみることにしました。
ちなみにチェーンに関しては、10速と11速でそもそもサイズが違うから駄目だろうと思われるかもしれないですが、チェーンのコマ間の寸法は8速でも11速でも同じ12.7mmです。
そしてチェーンの外幅は11速が 5.62mm で10速の 5.88mm より薄くなっているのですが、内寸に関しては 2.22mm と同じなのです。
シマノでは10速用と11速用のチェーンリングは別物だけど、他社の互換チェーンリングなどは10速も11速も同じだったりするしw

ということで、交換してチェーンも張ってみました。
同じ50-34のコンパクトクランクだったので、フロントディレイラーの位置調整もせず取り付けは完了しました。
R8000のクランクって写真で太いなぁと思っていましたが、実物を見て改めて「太っ!」
FENIXは今までクランク本体が105、さらに左クランクアームのみR8000のパワーセンサーという変則な状態でしたが、今回で全てULTEGRAブランドに統一されました。
クランクだけが67系ではなくR8000系だけどw
気になるフロントディレイラーですが、今までの調整のままでは、やはりアウター位置で、チェーンとガイドプレートが当たっています。
微調整っと...アウター/インナー共にFD-6770の調整説明の範囲に収まりました。
あとは実走してどうか?という点ですね。
気になるのはチェーン落ちですが、インナーにはお守り程度にチェーンキャッチャーが付いているし、そもそもアウターは外に位置がズレて、本来は0.4mm足りないと言っているのだからそれ以上に動く可能性はなく、外に落ちる可能性は少ないのでは?と考えています。
ま、全ては自己責任です。
さて、肝心のペダリングモニター機能は...

きちんと表示されました。
左クランクを手で回している状態ですが、左右クランクのパワーとベクトル表示がされています。
今まで付いていたパワーセンサーは単に 何W 出てるよ、という数値のみの表示でしたが、ペダリングモニターでは左右のパワー量とクランクの30度毎のパワーベクトルが表示され視覚できます。
所詮そんなにパワーも出ていないし、左右のペダリングの差を見て何か走るプラスになるの?と言えば全くないですが、気分の問題かとw
余った今までの SGY-PW510A80GL は他の車両に付けよう!
ガジェット大好きおじさんの自己満足でした。
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Posted at
2020/09/26 04:08:01